儒教型社会。 | 日本人のブログ

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はじめまして♪
ココでは日々感じたこと、考えたことをボチボチと書いてます。
ぜひ読んでいって下さい。

儒教というのをご存知ですか?


儒教というのは

孔子が説いた考え方であり、信仰であり、教えです。


その教義としては

5常(仁、義、礼、智、信)という徳性を磨くことにより、

5倫(父子、君臣、夫婦、長幼、明友)関係を維持することです。


仁…慈悲や人を思いやることで多くの徳の核心。

義…利欲に囚われず、すべきことはするということ。

礼…何事も節度が大切であり、

   現在では上下関係などによく使われます。

智…学問に励むことや正悪の判断をすること。

信…信頼関係を気付き、約束は破らないこと。


などです。


さて、儒教は日本に513年に百済から渡って来ました。


そして、日本の気質や風土にも合ったことで現在でも

儒教的な思想は日本に根強くあると言われています。


例えば、

・企業の年功序列や組織を一つの家族と見た終身雇用。

・両親の介護は嫁がするのが当たり前な部分。

・政治家や公務員の節度ある行動への過敏さ。


などがあります。

それ以外にもお金儲けが悪いとされる雰囲気や

家族という単位の強さなどが上げられます。


実は何人かの人から

「日本は儒教的な思想を持った国で、欧米と同じような

やり方ではこれからの発展が難しい。

だから、今儒教的思想を捨てて欧米化するか。

儒教型での発展を目指すか。を選択する必要がある。」


と、聞きました。

本当に日本に儒教的な思想があるのかって思って、

調べてみましたがやはり大きいなと感じました。


確かに、女性の社会進出にしても雇用問題にしても

年金や介護にしても儒教的な思想からみると

今の問題が見えてきます。


まさに、日本は儒教を捨て去り、欧米型の発展を目指すのか。

もしくは、儒教ベースでの日本型発展を目指すのか。


今が選択のときですね。