iOS上でMacやWindowsのリモートコントロールを行うソフトはいろいろありますが、この「PocketCloud」
はその中でも優れたソフトだと思います。
このソフトでは、1本でMacとWindowsの両方に対応しています。
今回は、このソフトを使って、VNCでMacに接続する方法を書きたいと思います。ちなみにRDPはWindowsのみでMacでは使えません。
googleアカウントを使い、Macには専用のコンパニオンアプリケーションをインストールして設定するというほうほうが一般的なようですが、Mac側には何もソフトを入れなくても使用出来ます。なるべく、よけいなソフトは入れたくないので、コンパニオンアプリは使わない方法で設定しています。
あまりネットワークは、詳しくはないので間違っていたり、不十分なところがあるかも知れませんので、その辺を理解した上で見てください。
ここで使用した機器・ソフト
・クライアントソフト
Wyse PocketCloud Remote Desktop & RDP Client バージョン2.1.235
・ホスト側のパソコン
MacBook Air 13インチ 2011年モデル OS:MacOS Ⅹ バージョン10.7(LION)
・ルーター
AirMac Extreme (MC340J/A) バージョン 7.5.2
・クライアント側の機器
iPad2 WiFiモデル OS: iOS4.3.5
ホスト側(Mac側)の設定
システム環境設定で“共有”を選択します。
“画面共有”にチェックを入れて、“すべてのユーザー”を選択する。
“コンピュータの設定・・・”をクリックすると、下のようなウィンドウが現れるので、“VNC使用者が・・・”にチェックを入れて任意のパスワードを入力する。
次にIPアドレスの確認をします。
ローカルエリア内での接続の場合は、システム環境設定の“ネットワーク”を選び、“WiFi”の“詳細”から、“TCP/IP”を選択して、IPv4アドレスの値を確認します。
このIPアドレスと先ほどのパスワードは、クライアント側(iOS側)での設定で使用します。
IPアドレスは、ルーターの設定で毎回同じアドレスになるようにすると、その都度IPアドレスの確認をしなくてすむので便利です。この設定についての詳細は下記のリンクを参照してください。
外出先からAirMac Extreme経由でRDP、VNC、WOLをするための設定
http://ameblo.jp/ktmrmt-515255/entry-10871728850.html
ここまで出来たら、次はクライアント側(iOS側)の設定です。
続きは下記へ
PocketCloud (iOS版)の接続設定方法 MacOSⅩ(LION)編2