【1年】
青年海外協力隊としてカメルーンに来て、1年が経ちました!
この1年間のことを振り返っていろいろ書いてみようと思いましたが、いろいろなことがありすぎてそう簡単に表せるものでもなく、言葉にするのも難しいです。
どうしても過去を振り返って、不特定多数の方々に読んでもらう文章を書くときには、ついつい話を盛ってしまったり、「今」の自分の感情が混ざってしまったり…。
なかなか難しいですね( ˙࿁˙ )
そこで、この1年間ゆる~く手帳にメモしていたものを見返してみました。
あんなことがあったな~。
こんなことを考えていたんだな~。
ということで、その1年間のゆる~いメモの中の一部を抜粋して、そのままの言葉で書き出してみます。
臨場感たっぷり?な、青年海外協力隊の現状?をご覧ください。
【7月2日】
~フランス→カメルーン~
並んでいる雰囲気からすでにアフリ感!
服が華やか!黒人が多い!人多い!
時間過ぎてもみんなゆっくり!
荷物も多い!
安定?の45分遅れの離陸・・・
【7月10日】
~ホームステイ先にて~
カレンがゴキブリをコップの中で溺れさせてるけど、でもそのコップ、私にいつもジュースついでくれるやつじゃね?
今後もこのコップでファンタ出てくるのか?泣
動物園では入場料払うのにカメルーン人でももめてて大変~。
そしてこの動物園突っ込みどころ満載。
ワニ、ライオン、ヘビ、サル…
金網1つですぐそこにいっぱいいるしサルなんてうまいこと脱走してる…
【8月3日】
服を作ってもらうときの心得
・より正確に伝える(サイズ・位置・形etc)
・あまり布の確認
・丁寧さ
・シールはがす
【8月14日】
上手にオムライス作れる素敵女子になりたい
【8月16日】
緊張の配属先に初出勤だったけど、安定の人のいなさ&自由さでゆるゆるだった。
ほぼボーっとしてたけど、いろんな人に会えたのはよかったし、カウンターパートがとても良い人だった!
【8月18日】
こんなに心細い誕生日は初めてだ!
とにかく水が出ない!水がない!
【9月】
(※フランス語での日記を開始するが、徐々に書く量が減り、月末ごろには力尽きていた)
【10月1日】
だめだ!日本語に戻そー
【10月13日】
買い物の予定が泥沼に落ちたため帰宅…
靴洗い~めんどくさい~
【10月27日】
「何で体育ばっかり教えるの?」
「何で決まった時間で活動しないの?」
と言われてしまった…論破できず…
【10月28日】
校長先生にとってもうれしい言葉をもらった!
初めての図工もなかなか喜んでもらえた!
【11月1日】
自分の立場とか意義とかよくわからなくなるけど、少しずつ先生方と話していけたらなーって思う。
【11月2日】
今日はカメルーンに来て1番と言っていいくらい憤りを感じたし、むかついたし、悲しいし、悔しいし…。
いっそやめてしまおうか、絶えて続けるか、じっくり考えたい。
【11月9日】
一番ネックだったことが解決!!スッキリ!!嬉しくてスキップしそうになった~♪ひゃっは~
【11月24日】
とても良い失敗をしたと思う!
【12月8日】
授業終わって外に出てみたら、他のクラスの子どもも先生方も消えているという神隠しに遭遇。
【12月13日・14日】
盛大にお休みしてみたー!!!!笑
【1月14日】
ダンササイズ→ビリー→コアリズム
【1月23日】
燃え尽き症候群
【2月1日】
ここの先生方はとても協力的だし一緒に盛り上がってくれるし私も楽しかった!
放課後のプチセミナーでソーラン節を教えてほしいと言ってもらえた!
本当に活動し甲斐があるところ!
活動がいい感じだったり自分で頑張った感があると日常生活もいろいろと頑張れる。
今日は洗濯と料理も頑張った。
セネガル旅行も行程がある程度固まった!
(※のちにこの学校での活動もプチセミナーもセネガル旅行も無くなるのであった…参照→3月1日)
【2月12日】
私が注文するクチュリエ(仕立て屋さん)はみんなmalade(病気)になったとかで120%期限に間に合わない。
【2月20日】
体育三昧。
今日は腹立つことがたくさんあったけど、そこまでキレていない。
活動も全然うまくいかなかったけど、そこまでへこんでいない。笑
【3月1日】
今日ほど協力隊生活で最悪な日はない。
もうただただ悲しくてただただ悔しかった。へこみながら帰宅。
そんな中セネガル渡航禁止で旅行がどうなるかわからないと連絡が…。
唯一の生きる希望まで無くなりそうで本当に絶望。辛すぎる。
たぶんこんなに辛くて悲しい日はもうないだろう。
あとはもう上に這い上がるしかない!ぬぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおお!
(※↑2月1日との差)
(※↑この日からしばらく手帳が真白になる)
【4月2日】
世界史をはじめとする社会の勉強をしなおすべし
【4月23日】
愚痴ったらすぐに水に流~す!
【4月25日】
モヤモヤしてたけど、勇気をだしておもいきってみたらいろいろスッキリした!
想像以上に協力的で感動した!
【5月8日】
午前・午後と図工図工図工~
やっぱり一番うまくいかなくて一番モヤモヤする~ぬぬぬぬぬ~
【5月16日】
ひゃ~残念。ゼロからのスタート~振り出しに戻る~プラマイゼロ、むしろマーイ
【5月17日】
今日この1日を大切に生きよう。。。
【5月24日】
水タンク壊れたらしくしばらく井戸生活
【5月29日】
首都から戻たらトイレの水道管から水が噴き出してて家の中水浸し…
でも水タンクなおってた!わーい!
【6月1日】
先生方のサッカーの試合に急きょ出ることに!
まさかのフル出場でめっちゃ疲れた!
ヘディング2回したら下手くそすぎてクラクラ~
たくさん迷惑かけたのになんかみんな褒めてくれた!わーい!
【6月9日】
先生のお家で飲み会!
バイクタクシーに乗れないこととか、日没前には家に帰らなくてはいけないとか、校長先生がちゃんと理解してくれていて、考慮してくれて、周りの先生にも説明してくれた!!
ここの学校好きだなぁ~来年もここで活動したいなぁ~
【6月10日】
心落ち着かな過ぎてカーテン縫い始める
あぁ、裁縫楽しい
【6月22日】
~ドゥアラ→ヤウンデ~
VIPバス。
チケットが飛行機みたい!Wi-fiある!トイレもある!飛行機みたい!
車内食でご飯&お肉料理出た!ジュースも選べた!飛行機みたい!
座席前後広い!クーラーがんがん!快適!カメルーンじゃない!
…という1年間でした。
逆によくわからないまとめになってしまいました(;´∀`)汗
大したことやってない、何もできてない1年だなーと感じたでしょうか?
なかなかネガティブで心病んでいると感じたでしょうか?笑
ちなみにこの1年間で1番胸を張れることは
大きく体調を崩さなかった
ことです!
ちょっと発熱してもすぐ下がるし、日本から持ってきたお腹の薬と塗り薬に関しては箱すら未開封です。
日本では実家暮らしで、
毎日仕事でも数多くの人々と話し、
プライベートでは寝る間も惜しんで踊り、
少しでも時間ができれば友達と遊びまわっていた生活から考えると、
移動時間も移動手段も制限されていて、
日本人が近くにいなくて、
引きこもる日もあったり、
誰とも会話をしない日があったり、
全然日本語を発さないということが
本当に不思議です。
しかし、活動を通してたくさんの教育関係者と出会い、一歩歩けば必ず笑顔で声をかけてくれる人がいて、子どもたちが遠くからでも「Ayane!」と呼んでくれて、顔なじみのお店がたくさんできて、おまけをしてくれたり雑談をしてくれたりして、任地にもたくさん友達ができました!
時間をかけて首都に行けば、日本人(笑)と話すことができます!
同期を始め、先輩隊員、後輩隊員、JICA職員の皆様、カメルーン在住の日本人の皆様には、とても良い刺激をもらっています!
また、他の国で頑張る協力隊員仲間や、日本で頑張るお仲間から連絡が来るだけでテンションが上がり、すごく心が救われます!
本当にありがとうございます!
活動に関しては、環境も価値観も違いすぎて、いまだに戸惑うし、全然わからないし、自分の中でも答えはでてないけれども、
このままぐるぐる迷い続けるのも有りかなぁ
と思うようになりました!
迷う=考える ということなので、ぐるぐる頭フル回転しつつも、特技を活かして出来ることを精一杯やっていけたらと思います!
あとは「ここはアフリカだから…」と言い訳はせずに女子力にも気を付けたいと思います(;´∀`)
そして油断していたら最近お腹も出てきたので、動くなり踊るなりなんとかします(;▽;)
そんなこんなで、2年目突入、任期もあと9ヶ月!!気合いを入れて突き進んでいきたいと思います(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑
これからも応援よろしくお願いします!