ここ数日、また様々な出来事がありまして、 バタバタしていました。
確か、土曜日だったと思います。
うちの奥さんの携帯にAちゃん(仮名)から電話が入りました。
Aちゃん :「うちの旦那さぁ・・・・・(中略)・・・・・なんだわぁ。」
覚えている会話を書き出すと、長編シリーズ物になってしまうので、内容を簡単に書きますと・・・・・
Aちゃん、子供を一人連れて、数年前結婚し、その後、結婚相手との間にも、子供が出来てます。
で、Aちゃんいわく、長男坊(今、5歳くらいかな)にだけ、旦那が厳しい・・・・と。
やっぱり、男は、自分の血の繋がってる子とそうでない子では、対応が変わるのだろうか・・・・。
子供が出来るまでは、長男坊のことを、すごく可愛がってくれてたのになぁ・・・。
この家の登場人物、僕はすべて面識があります。
Aちゃんのご両親も知ってたり・・・・。
Aちゃんの旦那さん、すごく、子供の面倒をみる方です。
今年、一緒に海行ったのですが、もう、しっかりと子供たちの安全に常に気を配り、聞いてた以上に、子供が好きな人なんだなぁと言う感想を僕は持っていました。
Aちゃんが数日前、
Aちゃん :「あんた、子供の扱い方、長男坊だけ、きつくない?」
と、文句を言うと
A旦那 :「上と下とでは、歳が違うでしょ。長男坊は、もう、色々しっかり教えていかないとダメだし、こちらが叱ってるっていう態度をちゃんと見せないとだめなんだ。オレは、長男坊も昔から、オレの子だって思ってるし、今でも、その気持ちは変わらん。」
と、言い返されたそうです。
で、これ、どう思う?
と、僕にきたので・・・・・
僕 :「僕がAちゃんの旦那だったとしても、同じだと思うよ。
うちでも、長男坊に対してのほうが、僕厳しいけど、それは、長男坊はもう、わかる年だと思ってるからね。
長男坊には、もう、自分で正しい、正しくないの判断を求める言い方するし、次男坊には、危ないときに制止が基本かな。
長男坊は、たまにその違いを不服そうにするけど、親の言うことだけに従うだけじゃだめだし、年齢によって扱いを変えないと。
まぁ、信頼して、距離を保つために、前もって、きっちり教え込まなきゃ、男同士で。」
最初は、ミルクのみ人形から、半径1m、3m、同じ部屋の中フリー、家の中フリーと、自由行動させる範囲が広がります。
年齢が上がるごとに、教えていかないといけないこと、親としての彼らの行動に対しての意思表示の仕方も変わってきます。
極端な言い方ですが、ペットみたいに連れ歩いていた子供が、数年経つうちに、外での自分の世界を作っていき、家より友人の時代を経て、父や母よりも大切な人と出会い、親父の相談相手になり、そして、親父を抜いていきます。
いつまでも、可愛い可愛いではダメだから・・・・。
Aちゃんの旦那さんは、血の繋がってない長男坊に対しても、ただ優しいだけのパパではなく、本当の親父になるべく、頑張っているんだと思います。
(Aちゃんの旦那、普段のしてることを長男坊君に聞いてみると、色々買って貰ったり、二人で色々な場所に出かけたり、内緒でママよりパパが好き。と言うくらいです。ちなみに、この長男暴君、僕を、お父さん、と言います><)
僕は彼と接して、そういう人もいるんだぁ・・・・と、バツイチママの結婚でもうまくいきそうなところもあるんだぁと、思ったくらいです。
僕 :「うちのまわりにも、血の繋がってない親子何組かいるけど、Aちゃんの旦那さんは、お買い得だったよ。あんな人、めったにいないって。」
Aちゃん :「そうかなぁ。私のほうが変な目で見てるのかなぁ。でも、次男坊には、ホント、優しいだけのパパなんだって。」
僕 :「次男坊って、今、いくつ? 2,3歳でしょ、確か。そんな小さいのに、父親としての威厳を持って叱ったり、厳しくしたりしないって・・・・。」
Aちゃん :「そっかぁ。」
かいつまんで書いたつもりで、結構長くなりました。
本当はもう一組、Bちゃん宅のことも書きたかったのですが、それは次回ということで。
僕ら夫婦のまわりには、なぜか バツイチカップルが多くいます。
その中で、一生懸命本当の親父になろうとしている方も、何人もいます。
血のつながってない子供に対して、差別があると(子供にあるって思われるのも)嫌だっていう理由で、子供を作らない・・・と、言い切ったお父さんもいます。
逆に、子供とお母さんの取り合いをしている男性も多くいます。
血のつながりで、わけて考えるのも、おかしい話と言えちゃうくらい、世の中では、子供に対する虐待事件が多いです。
表に出ていない事件は、もっともっと数が多いのでしょう。
そういう事件が、一生懸命お父さんをしようと頑張っているAちゃんの旦那さんを、この人も悪人かも・・・・と、思わせてしまいます。
Aちゃんの旦那さんを含め、世のお父さん方、自信と責任を持って、これからも、親父業を続けていきましょう。
まぁ、自分の胸に手を当てて、100点満点どころか、落第点の親父だなぁ、と、僕自身、思ってしまうのですが、それでも、点数の足りない部分は愛情で補って、僕は頑張りたいと思います。