4年生のお子さんの科学研究。
面白そうと思ってやってみました。
4日くらいでこのとおり。
殻はすっかり溶けて膜だけになりました。
最初は泡プツプツ。
2日目にできたかな、と、思って見てみたらまだ殻が硬い。
まだだと思って3日目見たら、変化なし。
そこで、その量の酢では、反応が終わってしまったのかも、ということで、酢を入れ替える。
すると、また、反応が始まり、その後は、毎朝酢を入れ替えました。
そうしてできたのが、上の写真。
冷蔵庫に入れてやっていたので、食べられるかも、と、思って割ってみました。
ぷーんと酢の臭い。
なんか、水分も多い感じ。
黄身が濃い色の気が。
焼いてみました。
水っぽい部分は焼けないかなぁと思っていましたが、焼けました。
で、味は、酢(T_T)
黄身も、酢(T_T)
で、畑の肥料になりました。
ここから科学研究までもっていくとしたら…。
①殻が溶けるまでするなら酢の量がどれくらいいるのか。
100ミリリットルの酢に浸けるもの
300ミリリットルの酢に浸けるもの
500ミリリットルの酢に浸けるもの
みたいに三種類作って実験する。
②酢以外で溶ける物はないか。
なんとなく酸っぱいという共通項で、レモン。
炭酸。
しょう油
みりん
などなど。
③ゆで卵でもできるのか。
これは、普通にできそうだと思うのですが、酢味になるのかどうか、知りたい(*^^*)
そんなところかな。
化学式だと酢酸と卵のカルシウムの反応だと思うのですが、調べてません。
化学式で勉強したことが、実生活に使えると楽しいだろうなぁ、と、化学式は好きだったので、思います。(忘れましたが)
先日、4年の月の満ち欠けの学習で地軸が傾いているから四季があるんだという話や太陽暦や太陰暦の話をしました。
いろいろ疑問を持ってくれるお子さんのおかげで、教科書以上の説明をする場面が出てくるのです。
その時に、私、そこの勉強も好きだったなぁと思い出しました。
理科ばかり教えるようになって、学生の頃、私、理科好きだったということを思い出しました。それがこんなところで生きるとは。
数学と物理が苦手だったので、大学受験は国立文系コースを選んだので、理科は私には縁のないものと思っていましたが、好きだったんだなぁと。
(担任をしていた時には、準備などが多いので、担任外の先生に一番にお願いしていた教科です。)
国語が一番好きな教科だったので、そのベースで理科を教えている感じなんですけどね。
自分の忘れていた部分を発見させてもらえることって、ひょんなとこから出てくるのですね。
とりあえず、理科は楽しい(*^^*)
No.1069