「小1の壁」かあ。小学校入学に向けてできそうなことや、予備知識を書いてみました。 | かずえ☆since2016.4 大崎上島、親子で移住、古民家暮らし。

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平成28年3月に19年勤めた小学校の先生を辞め、広島の大崎上島に家族で移住しました。
子どもは、8才と7才の男の子です。子ども達はずいぶん大きくなりました。

そんな我が家の子ども達の成長や、私の気づきを記録していきます。

今日は、友だちのSNSから、こんなのがとんできました。

小1の壁についての記事です。


小学校の先生を仕事としてしている身として、意見を書きたいと思います。


実際、今、息子たちを保育園に預けていて、保育園の間は働ける環境にあるな、と思います。

我が家の夫の会社の時短勤務制度も、子どもが小1になるまでです。
(うちは、夫が時短勤務を選択しています。)

保育園は、急な準備物や、用意しなければならない物が少ないです。
それでも、お弁当箱がいる日やら、エプロンがいる日は、忘れそうでずいぶん苦労しています。


そこからいくと、学校。

①毎日時間割りを合わせる必要が出てくる。
持ち物も、いろいろある。

②宿題がある。

③学童保育の整備が地域によって違う。


なんて問題が出てきます。

PTAの活動なんかは、声をあげる中で時間なんかは変えていけると思うので、ここでは書きません。

学童保育のことは、各地域で調べてください。
うちの学区は、わりと遅くまで預かっているようです。(学区内にありますが、別組織と思っていただいた方がいいと思います。学童から通信などはいただいているのですが、実際、そこまで詳しくないです。)
早め早めに現状を調べておく方が良さそうです。
必要なら声をあげていく必要があるので、本当に早めがいいと思います。


毎日の生活で、たぶん、一番大変なのは、
①の時間割りを合わせる作業と持ち物だと思います。

鉛筆を全て削っておく、給食袋、などの毎日必要な物。

時間割りを確認すること。

体操服などの教科で必要な教科書以外の物。

図工などで、何週間か前から予告されている物。

ノリなどの消耗品の補充。


なんかがあります。
保育園では、ノリなんかは、勝手に先生が補充してくださっていましたよね。(うちだけですか?)

図工などの必要な物は、早い段階でお知らせしていますが、目を通していなかったら次の日に必要になって、突然言われても…って言われちゃうことがあります。
突然な先生もいらっしゃるかもしれませんが(^^;;

通信に目を通しても、そこを読んでいないことも実際、多いですよね。
(これは、自分があずけ始めて実感していることです。)


保育園の間に、自分の用意を自分でやらせておくとこれらの作業も最初がんばったら、お子さんが一人でできるようになると思いますが、ある程度見守る覚悟はいると思います。

でも、忘れちゃうことは人間あるので、基本、忘れたらいけないし、忘れないように努力するけど、忘れてしまったらどうしようかな、と、忘れた時の対策を一緒に考えておくといいのではないでしょうか。

忘れた→固まって泣く
のではなく

忘れた→友だちに借りる
          →先生に伝えて貸してもらう
          →課題を持って帰って家でする
なんて、あれこれ考えておくといいのでは。

先生によるのかもしれませんが、学校ってのは、思っているよりなんとかなると思います(*^^*)

新聞なんかは、最近はとっていないご家庭も多いので、絶対に必要という書き方は、私はしていません。
子どもに
「うちはとっていないのですが、どうしましょうって聞かせる」、連絡帳にその旨を書いてみるなんかも有効だと思います。


②の宿題

こちらは、毎日でなくてもいいので、関心を持っていただきたいです。

忙しいから大変なのは、とってもよく分かりますが、学習については、関心を持ってあげてほしいな、と思います。
やったかやってないかもだいじなんですが、お子さんが困っているか困っていないかの把握はしてほしいな、と思います。

ノートなんかも時々見て、がんばってるんやね、なんて声をかけていただけるとありがたいです。

宿題は、音読以外は基本、学童でやってきていると思います。

お子さんが困っておられる場合、自分でみる時間がなければ、公文やら学研やらのお世話になるのもひとつだと思います。
学童からその日は習いごとに行くってことをされているご家庭もあります。
そういうことをしてくださる学童保育所もあります。
そこも学童保育所と要相談ですね。


働き続けるには、いろいろと努力が必要なんだと思いますが、できそうなことはいろいろあります。

最終、自分がどうしたいのかが重要な気がします。
自分の人生、自分で選択していくしかありませんものね。

参考になれば幸いです。

先生の仕事をしている立場から言うと、子どもが無理しないで早く眠れる環境だけは与えてあげてほしいな、というのが本音なのですが…。
現実は厳しそうですね(^^;;

No.214