武蔵川理事長の辞任と放駒新理事長の誕生で再生を目指す
日本相撲協会に、また新たな『ホコリ』が・・・外部有識者による
特別調査委員会より、新たに松ケ根部屋の十両・松谷と三段目・
若力堂が野球賭博にかかわっていたと発表があった。調査委は
来月6日に会合を開き、処分を検討する。両力士とも、
協会が行った野球賭博の調査に対して関与を認める回答を
していなかったため、厳しい処分が下される可能性が高い。
調査委によると、松谷は1回1万円で15回、若力堂は
1回5000円で3回程度参加し、時期はいずれも2年前のことだった
という。
また、大阪市内にある春場所の部屋宿舎を、暴力団との関係が
捜査当局から指摘されている会社社長から借りていた松ケ根親方
(元大関・若嶋津)と、週刊新潮の報道で裏カジノ疑惑などが
浮上した佐ノ山親方(元大関・千代大海)については、
継続調査となった。一方、名古屋場所の部屋宿舎にしている
愛知県扶桑町の土地を、過去に暴力団と関係のあった社長の
建築会社から提供されていたとされる境川部屋については、
「暴力団の関係者と認めることはできない」として問題なしとされた。
名古屋場所では、野球賭博に関わったとして10人の関取が
謹慎による休場扱いとなり、十両の4力士はいずれも
秋場所の番付は幕下に陥落していることが確実。
そんななか、松谷はすっ呆けてのうのうと名古屋場所に出場、
負け越しはしたが秋場所も十両に留まっているとみられる。
1回1万円を15回では軽微とは言えず、処分は免れないが
1場所の出場停止では素直に認めて名古屋場所を休場した
力士と差がつかないだけに、2場所以上の出場停止という
処分が求められる。