こんばんは!

ご無沙汰しました。ニコニコ

 

8日水曜にD病院に行ってきました。

先日のPET-CTの結果を聞きに

そして、血液検査をしてもらいに。

 

血液検査は、CEAは基準値内

でしたが、CA19-9は上昇。

 

先生の予測通りに倍々ペースです。

12月22日「59」 ⇒1月10日「106」

⇒1月25日「220」 ⇒2月8日「383」

 

こんな調子でしたので、さっそく

抗がん剤も投与していただきました。

いよいよ治療再開です。

 

一方、不思議なことに

PET-CTの検査結果は

「転移・再発の所見は見られない」

でした。

 

S先生曰く

宇宙人「どうやら以前と性質の異なる

がん細胞が生き残ってる様だね」

 

2年前の2月に初めてすい臓がんと

診断された時は

CA19-9は「164」で

腫瘍の直径が2cm以上でした。

 

ところが今回は、CA19-9が

「200」~「300」にもなっているのに

腫瘍どころか糖の集積も確認されず。

 

つまり、CA19-9の値だけで腫瘍の

大きさや状態を測れないのですね。

 

私の場合、今回再発したがん細胞は

以前のコッソリ潜伏タイプではなく

小さいくせに  「僕ここにいるゾ!」

と大声で叫ぶ目立ちたがり屋さん

なのだと理解しました。

 

潔いというか、人騒がせというか…。

おばけくん

 

肝心なことも、先生に聞きました。

「従来の治療で、再発したがんも

やっつけられますか?」

 

先生曰く

宇宙人「それほど甘いものではないよ。

どんな性質であれ生き残りは手強い。

どんな風に豹変するかもわからない。

まずは居場所をつきとめないと」

 

…ということで、次回2月22日の

抗がん剤投与日に造影剤CTの

検査もすることになりました。

 

先生のご経験から

膵頭部切除後の再発パターン

としては

①切除残部 ②肝臓転移

③腹膜播種 ④全身転移

の順に多いそうですが

 

今回のPET-CT検査結果からは

①腹膜播種、②肝臓転移

の順で可能性高しとのことでした。

 

①腹膜播種であれば、抗がん剤投与

以外の手立てなし。

②肝臓転移であれば、局所摘出手術

ができる場合もあり。

 

さぁ、どうなることやら。

今日のご報告はここまでになります。

後は、次回のCT検査や治療再開後

の経過を見ていくしかありません。

 

最後に、おまけのおしゃべりを2つ。

 

一つ目は、すい臓がんの治療開発

について、少し残念だったお話。

 

あくまでも標準治療の話題ですが…

健康保険の対象となる治療として

最も実用化に近いのは、

以前にこのブログでも触れた

イリノテカンのリポソーム化

なのだそうです。

 

この情報は、以前に国立C大の先生

からもうかがっていましたが、

早ければ2年後には実用化の見込み

ありとのことでした。

 

但し、今回のS先生のご見解では

宇宙人「今のイトリゾール併用治療に

比べては格段の効果を期待できる

ものではない。」(←あくまでも私の

場合に対する先生のご見解です)

とのことでした。

 

あぁ、無情。

でも、プロのご見解はありがたく

収集して心に留め置くしかない。

少なくとも、今後の治療選択や

自分の生き方を見据えるにあたり

大前提とすべき情報ですから。

 

2つ目は、

昨年の7月に、術後の抗がん剤投与

を開始したときの入院中の思い出。

 

C'病院での初投与前夜、

入院中の病院の窓から一人で外を

眺めているうちに、いつしか

自分自身に語り掛けていました。

 

てんとうむし「僕を支えてくれている細胞たち。

実は明日から強い薬を投与するんだ。

君たちのことも傷つけてしまうと思う。

でも、どうか驚かないで。

それは病気と闘うため。

だから僕と一緒に戦って欲しい。」

 

続けて、彼にも…。

 

てんとうむし「それから、すい臓がん君。

聞こえたかもしれないけど、明日から

君をやっつけるために薬を投与する。

でも決して君が憎くてではないんだよ。

だって君も元は僕自身から生まれた

仲間であり、僕自身なのだから」

 

「ただ、君が少し暴れん坊過ぎて

他に手がなくなってしまってるんだ。

今のままでは、僕を支えてくれている

他の仲間たちが皆死んでしまうから」

 

「もう一言だけ言わせてもらうと。

他の仲間たちが死んでしまったら

君だって生きる場所を失うんだよ。

本当は、共生できるといいのにね」

 

あの晩のこと、ずっと忘れてました。

再発がん君の大きな産声で

思い出したのだと思います。

 

そして、久しぶりに

共生のことも思い出しました。

いつの間にか

やっつけることばかり考えていたな…。

 

でも、命の共存は奇跡のバランス。

相手は無邪気でやんちゃな赤ん坊。

こちらが頭を悩まして

あれこれ対処するしかなさそうです。

 

やれやれ。

どうなりますことやら。ニコニコ

 

 

さて、今日も思いつくままに

長々とひとり言を書いてしまいました。

 

お付き合いありがとうございました。

そうぞ皆さま、明日からの一週間も

元気にお過ごしください。 

 

最後にCちゃん。

お誕生日おめでとう♪

来年も一緒にお祝いしようね。

 

 

おまけ

 

Paul Simon /Something So Right

 

すっかり夜も更けましたので
今日は心に染みる優しい曲を。

 

 
You've got the cool water
冷たい水を持ってきてくれたね
When the fever runs high
僕が熱を出したとき
You've got the look of love light
In your eyes
瞳の底あふれる愛の光と共に
And I was in crazy motion
僕はうなされていたけど
'Til you calmed me down
君が落ち着かせてくれた
It took a little time
少し時間がかかったけれど
But you calmed me down
君のおかげさ

When something goes wrong
うまく行かないと
I'm the first to admit it
「そうだろな」と僕はすぐに納得する
I'm the first to admit it
本当に、すぐにね
But the last one to know
そして、最後まで納得できないのは
When something goes right
うまく行っているとき
Well it's likely to lose me
そうだよ、まるで自分を失い
It's apt to confuse me
混乱しそうでね
It's such an unusual sight
僕には普通でないのさ
I can'n get used to something so right
うまくいくことに慣れていないから
Something so right
うまくいくこととなんか、、、

They've got a wall in China
中国で人々は壁を築き上げた
It's a thousand miles long
千マイルの長さの
To keep out the foreigners
敵の侵略を防ぐため
They made it strong
とにかく頑強な壁を築いた
I've got a wall around me
僕も自分に壁を築いている
You can'n even see
それは君にさえ見えない壁
It took a little time
少し時間が必要だったね
To get to me
本当の僕にめぐりあうまでには

Some people never say the words
「愛している」
I love you
そんな言葉を使わない人がいる
It's not their style
自分のスタイル(主義)ではないから
To be so bold
自分をさらけ出すのはね
Some people never say those words
I love you
「愛している」って言わない人
But like a child they've longing
To be told
でもみな自分では、そう言われたいと
願っているんだ 子供みたいに

 

 

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