はい、宴会もそろそろ終盤に入ってきました。
干し鮑のステーキ。よく煮込まれた大根と鮑の食感が絶妙。ちなみにステーキという表現はフォーク・ナイフを使用するので中華の世界ではよく使われています。
燕の巣、絹笠茸、タラバカニのサッパリ仕立て。塩味でスッキリ仕上げた一品。食材は蒸す事で煮込みよりも本来の風味をしっかり残します。
受賞記念、赤ハスの葉包みのお赤飯。おめでたい=お赤飯です。ちょっとした発想ですが、こういう事は常に料理を頭の中においている人にしか考えられません。この一品でどれだけ田中総料理長が中国料理についていつも考えている事がうかがえますね。
2色のデザート。フランボアーズかな?、酔っ払い共なのでこの頃になると名前なんて聞きゃーしない(苦笑)。気になる方は新橋亭さんにご確認下さい。甘すぎず香り豊で上品なお味でした。
料理長から宋料理長へ、花束の贈呈。麗しき師弟愛です。弱肉強食といわれている現代社会ですが、枠組みとしての徒弟制度は守られた上で秩序は保たれます。それもこれも一人ひとりの心がけなんですよね。あらためまして田中喬料理長に盛大な拍手をお願いたします(BY鈴木総支配人より)。
国から認められての勲章を授かるなんて凄いですよね。「おーヨカヨカ」とは重鎮の●川飯店のT氏。確か川崎出身なんですけど日本中を中華料理の神様と巡ってきたT氏の頭の中には日本地図が市町村レベルまで入力されており、たまに地方の方言が口をついて出てきます。そしてそれはエンジンがかかってきた証拠。
銀座、中国料理・桃花源(新橋からすぐ)。ここには我が中国料理サービス業界の大御所、寺本氏がいらっしゃいます。実は宴会終了間際に命令が下り、みんなで来ました。寺本氏は意中の中華サービス会のマドンナ、Tさんが来たので大ハシャギ。いつまでもお元気でなによりです。
こんな感じで祝宴も無事終了しました。田中料理長、本当におめでとうございましたぁ~!!