西松建設問題 初公判
日本全国津々浦々、政局、政策、疑惑、などいろいろお忙しい中、日本建国以来国民のための政治を初めて定着させる第一歩ができる2009年 頑張ってますか~?
本日、あの西松建設問題の初公判が行われました。
以下読売新聞より
「貼り付け開始」
西松事件で求刑、前社長に禁固1年6月・元副社長に懲役6月
6月19日14時44分配信 読売新聞
準大手ゼネコン「西松建設」から小沢一郎・前民主党代表側への違法献金事件で、政治資金規正法違反(企業献金、他人名義献金)罪などに問われた同社前社長・国沢幹雄被告(70)らの東京地裁で開かれている初公判で、検察側は19日午後、国沢被告に禁固1年6月を求刑した。
外国為替及び外国貿易法違反罪に問われた元副社長・藤巻恵次被告(68)には懲役6月を求刑した。
外国為替及び外国貿易法違反罪に問われた元副社長・藤巻恵次被告(68)には懲役6月を求刑した。
また産経新聞には大久保秘書の弁護人のコメントが分かり易く述べられています。
「貼り付け開始」
【西松事件公判】小沢氏秘書の弁護人が「狙い撃ちは明らか」と大反論
6月19日16時31分配信 産経新聞
西松建設前社長、国沢幹雄被告(70)の初公判を受け、政治資金規正法違反の罪で起訴された小沢氏の公設第1秘書、大久保隆規被告(48)の弁護人は、大久保被告に関係する部分の所感として、コメントを発表した。コメント全文は次のとおり。
◇
本日の国沢氏の公判に関し、特に大久保隆規氏に関係すると思われる部分について、弁護団としての所感を申し上げます。
1 西松関係の2つの政治団体による政治献金やパーティー券購入の相当部分は、他の団体へのものも相当あるにもかかわらず、国沢氏の起訴事実は、陸山会と民主党岩手県第4区総支部に対する献金だけに限られています。
政治資金規正法上、献金を行うことの違法性は、献金を受ける側が違法と思っていたかどうかとは全く関係ありません。検察官が、ダミーによる、西松建設株式会社自身の献金と断じる多くの部分を不問に付し、特定の団体分のみを起訴したことに正当な理由があるのか、先日報道された東京検察審査会のご指摘にもありますが、疑問と言わざるを得ません。
2 また、献金を受けた側から見ても、本日の公判における検察官の冒頭陳述については、検察審査会が自民党関係の政治団体の事件に関し指摘した事項がそのまま当てはまります。
すなわち、係る団体ほか自民党関係の団体が西松関係の政治団体から献金を受けた事実については、検察官は、証拠が十分にあるにもかかわらず、その実態を明らかにしておりません。
結局、大久保氏のみを狙い撃ちしたものであることは誰の目から見ても明らかです。このような冒頭陳述は、大久保氏にとって欠席裁判に等しいだけでなく、著しくバランスを欠くものであり、到底容認できるものではありません。
3 検察官は「特に岩手県下の公共工事については小沢事務所の意向に基づいて受注業者が決定され」ていたなどと主張しました。一部の者の一方的供述に基づくものであり、その主張内容もそれ自体が極めて抽象的です。大久保氏が、具体的な工事について、検察官の言う、小沢事務所の「決定的な影響力」なるものをいつ、いかに行使したのか、そもそも公共工事における「決定的な影響力」とは何であったのか、全く具体性を欠いています。検察官主張のように、大久保氏が公共工事の受注者を決めていたなどという事実は一切なく、大久保氏がこの点に関する取調べを受けたこともありません。現に、本日の証拠の要旨告知においても、大久保氏の調書に関する限り、この重要な点について、何も触れられていません。
4 結局、検察官の主張は、ゼネコン関係者の一方的な供述に基づくものに過ぎません。しかも、受注業者の選定に決定的な影響力、などという、極めて抽象的な内容に終始しています。それを具体的に裏付ける証拠も何一つ出されていません。
大久保氏の裁判に関する当方の主張は、また公判廷において明確にして参ります。
以上
2009年6月19日
大久保隆規氏弁護人
弁護士 伊佐次啓二
◇
本日の国沢氏の公判に関し、特に大久保隆規氏に関係すると思われる部分について、弁護団としての所感を申し上げます。
1 西松関係の2つの政治団体による政治献金やパーティー券購入の相当部分は、他の団体へのものも相当あるにもかかわらず、国沢氏の起訴事実は、陸山会と民主党岩手県第4区総支部に対する献金だけに限られています。
政治資金規正法上、献金を行うことの違法性は、献金を受ける側が違法と思っていたかどうかとは全く関係ありません。検察官が、ダミーによる、西松建設株式会社自身の献金と断じる多くの部分を不問に付し、特定の団体分のみを起訴したことに正当な理由があるのか、先日報道された東京検察審査会のご指摘にもありますが、疑問と言わざるを得ません。
2 また、献金を受けた側から見ても、本日の公判における検察官の冒頭陳述については、検察審査会が自民党関係の政治団体の事件に関し指摘した事項がそのまま当てはまります。
すなわち、係る団体ほか自民党関係の団体が西松関係の政治団体から献金を受けた事実については、検察官は、証拠が十分にあるにもかかわらず、その実態を明らかにしておりません。
結局、大久保氏のみを狙い撃ちしたものであることは誰の目から見ても明らかです。このような冒頭陳述は、大久保氏にとって欠席裁判に等しいだけでなく、著しくバランスを欠くものであり、到底容認できるものではありません。
3 検察官は「特に岩手県下の公共工事については小沢事務所の意向に基づいて受注業者が決定され」ていたなどと主張しました。一部の者の一方的供述に基づくものであり、その主張内容もそれ自体が極めて抽象的です。大久保氏が、具体的な工事について、検察官の言う、小沢事務所の「決定的な影響力」なるものをいつ、いかに行使したのか、そもそも公共工事における「決定的な影響力」とは何であったのか、全く具体性を欠いています。検察官主張のように、大久保氏が公共工事の受注者を決めていたなどという事実は一切なく、大久保氏がこの点に関する取調べを受けたこともありません。現に、本日の証拠の要旨告知においても、大久保氏の調書に関する限り、この重要な点について、何も触れられていません。
4 結局、検察官の主張は、ゼネコン関係者の一方的な供述に基づくものに過ぎません。しかも、受注業者の選定に決定的な影響力、などという、極めて抽象的な内容に終始しています。それを具体的に裏付ける証拠も何一つ出されていません。
大久保氏の裁判に関する当方の主張は、また公判廷において明確にして参ります。
以上
2009年6月19日
大久保隆規氏弁護人
弁護士 伊佐次啓二
「貼り付け終わり」
てなことなんですが、以前から植草さんのブログ(http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/
)でも、この大久保秘書の不当逮捕(国策逮捕)についてはくわし~~く、分かり易く書かれていますので、詳細は植草さんのブログを覗いてくだされ。
この弁護人の述べている事からみても、検察の言っていることは極めてぼやかした感じだ。 またこの事件をそこそこ知っている方からみても「なぜ大久保秘書だけなのか」ということがおかしいはず。 と言うか、他自民党数人(二階だけじゃない)に対する疑惑には明らかに避けているのであって、大久保秘書だけの事件として偽装しているのがおわかりになると思う。 こんな内容で有罪になるなら誰でも有罪にできるってわけだ。 つまりこれが日本の有罪率99.9%になる理由でもある。
仮に新政治問題研究所、未来産業研究会がダミーであったとして、今回 西松前社長(国沢氏)がそれがダミーだと認めても、実際過去にパーティーを行っていて、責任者がいて活動してたものをどうやってダミーと言えるのか。
それともこの政治団体を検察は「蜃気楼だった」とでもいうのであろうか。
そして大久保秘書がこの政治団体に献金された時点で、これが西松からのものだったと 「はっきり」 分かっていたということをどうやって証明できるのか。 実際 大久保秘書は否定しているのでそれも無理でしょう。
こういう手のこんでいるようでいい加減なものを使って有罪にしたいのであれば、西松建設に関わった全ての議員、会社も同じ様に捜査して、同様な裁判を受けなければ誰が見ても 小沢氏を追いやるための大久保秘書を利用した国策捜査ってことが決定するでしょう。
東京サバイバル情報 ☆一時避難せよ☆ さんhttp://yaplog.jp/ichijihinan/category_26/
なんかはかなり追及されていて 麻生ァッホ~の政治資金など、かなりキナ臭いことがわかっています。
ですから検察はまず麻生を捜査しないだろうから、この東京サバイバル情報さんのデータを第三者にしっかり検証してもらい、即告発すればいいかも知れない。
一般人でも政治問題にちょっとでも関心のある国民であれば、全員法律スレスレもしくははみ出しているのは分かっていると思う。
いずれにせよ、麻生は元より自民党は相当焦っているのだから、どんな手でも使ってくるだろう。
かなり前に一時的に自民党が下野したとき(細川内閣)に、与党だったころは法案など各局長クラスが議員に直で持参していたのだけれども、下野したら事務員クラスが持参するようになったらしい。 つまり扱いが王様クラスから庶民クラスになったということで、それがど~~しても嫌みたい(笑) ま~これは一種笑話にもなるのだけれども、一度権力を持った人間というのは、権力を無くすことにすごい抵抗するのだ。 例えば仮にみなさんが会社とかで一般社員から例えば専務とか社長になって権力を握ったら正直 降ろされるのはいやでしょ? さんざん社員をこき使ったりしてた人間が同じ社員に逆戻りすることが どれだけ歯がゆいか、またどれだけ罵声を浴びせられるか考えたら あらゆる手を使って居座ろうとすると思う。 ま、しっかり反省できて自分を省みることができるj人はそんな事も恐れず、降りるんだろうけどね。
しかし、正義がこの世に君臨するためにはわれわれ国民も1人でも真実を知り、一体となって悪を叩きのめさなければならない。 それは我々日本という国に生まれた者の使命だからだ。