病院のタイルの殺菌やビル外壁の汚れ防止などに幅広く応用されている「光触媒」は、紫外線が当たると効果を発揮する二酸化チタンが主流だが、物質・材料研究機構(茨城県つくば市)は、「リン酸銀」と呼ばれる物質が、目で見える可視光で光触媒の働きをすることを発見した。英科学誌ネイチャー・マテリアルズ電子版に7日発表した。
 紫外線は太陽光に4%程度しか含まれないが、可視光は4割もあり、光触媒の効率の大幅な向上が期待される。ほかの材料と組み合わせて工夫を重ねれば、将来、水を分解し、エネルギーとして利用できる水素を生産できるかもしれないという。 

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