20160827 国体関東ブロック大会 | 日だまり備忘録

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心が温まった出来事を書いていこうと思ってます。
それと、バレーボール観戦についても…

昨日、茨城県代表として闘う日立リヴァーレの皆さんを応援しに、山梨県甲府市で開催された第71回国民体育大会のバレーボール関東ブロック大会を観戦しに行きました。 

彼女たちの闘う姿を観るのは5月の黒鷲旗以来です。佐々木美麗選手、川村小捺選手、橋本直子選手、パオリーニ・ローレン選手がチームを去り、東レアローズから下平夏奈選手が加わりました。 佐々木選手とは何度かお話させていただく機会がありましたが、撮らせていただいた写真を直接お渡しできなかったのが残念でした。

渋滞に巻き込まれながらも、第一試合の茨城vs千葉の練習に間に合いました。そして、そこには元気にコートに立つ渡邊久惠選手の姿がありました。 彼女がプレーする姿を観るのは3月のファイナル以来です。 行けなかったサマーリーグにも彼女はコートに立たれていなかったようなので心配でしたが、やはり彼女がコートに立つと華があるなと思います。

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さて、試合開始。若手中心のメンバーの中で、彼女たちを引っ張るのはひさえさん。「4」にアンダーバーを入れてもいいんじゃないかというくらいのキャプテンシーを発揮し、仲間に声をかけるなど気配り目配りをされていました。

ただ、チーム全体としてはまだ仕上がっていないのか、千葉県代表の順天堂大学を相手に苦戦を強いられます。 

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セッターの小野寺友香選手も頑張っていたものの、千葉県にリードを許し、佐藤美弥選手に交代しました。しかしながら、流れを変えることはできず、第1セットを落としました。

続く第2セットは序盤から中盤まで接戦が続きました。お互いにブレイクできない状況の中、終盤に千葉県がリードを奪い、ゲームをものにしました。

この試合では、ひさえさんとマイさん(引地舞選手)、そして途中から入ったミイさん、マミさん(内瀬戸真実選手)を除く若手メンバーは昨シーズンほとんど出場していなかったため、仕上がり以前の問題だったのかな・・・
昨年の国体関東ブロック予選でも同様に初戦敗退でしたが、これからV・プレミア開幕までの間にしっかりとチーム作りを進めてほしいと思います。

出待ちではひさえさんに、サマーリーグへ行けなかったお詫びと、開幕戦では声を嗄らして応援する約束を伝えました。 そして、がんばっている彼女に「がんばって!」とは言わずに手を振ってバスを見送りました。


会場に戻り、別コートサイドで群馬(群馬銀行)vs神奈川(松蔭大学)を観戦しました。群馬銀行は昨年のサマーリーグで観戦し、魅力的だと思いましたが、この試合に勝利し、前の試合で勝利した埼玉県(上尾メディックス)に挑むことになりました。

次の試合は、元のコートサイドに戻り、少年女子の部注目の、東京(下北沢成徳)vs神奈川(川崎橘)でした。観戦仲間は「本日のメインイベント」だと言っていましたが、確かにどうかもしれないなと思いました。
下北沢成徳のエース、黒後愛選手の名前は、高校バレーに関心を持たない僕でも聞いたことがあります。一方、川崎橘はリオオリンピックにも出場した島村春世選手(NECレッドロケッツ)など多くのVリーグ選手を輩出した学校というくらいの知識はありました。

試合は2:0で東京が勝利しましたが、僕は神奈川の選手たちの活躍に目が行きました。
特に、セッターの三浦選手、リベロの稲岡選手が気になりました。三浦選手はアンダーのトスも安定していて、将来に期待したいです。そして、三浦学苑から1人加わったミドルの林選手も見せ場を作っていました。

続いて再び成年女子の、埼玉(上尾メディックス)vs群馬(群馬銀行)を観戦するために、再度別のコートサイドに向かいました。そこでは少年女子、埼玉(県立川越)vs群馬(西邑楽)の試合が続いていました。 2試合連続の「埼玉vs群馬」に、群馬銀行の応援団の皆さんがパワフルに西邑楽高校の闘いを応援していました。
熱戦を繰り広げる両チームの中で、群馬のエース、金田選手のしなやかなプレーに注目しました。バックからの攻撃が加わればと思いましたが、なかなか魅力的な選手だなと、帰宅後調べてみたら、ジュニアの全日本候補に挙がったと知り、自分にもそれなりに見る目があるのかな…などとうぬぼれてはいけませんね。
結局群馬は埼玉に敗れましたが、今後の金田選手にも注目したいと思いました。

成年女子、埼玉vs群馬。
残念ながら今季チャレンジリーグに戻ってしまった上尾ですが、セッターの冨永こよみ選手を中心に、群馬銀行相手に終始優勢に試合を進めました。プレミア復帰を目指し、まずは目の前の試合に勝利していこうという気持ちを感じました。そんなチームの中で僕が注目するのは、青柳京古選手です。フルに試合に出ることが少なかったように思いますが、この試合ではフルに出場し、サイド、ミドルをこなす姿に「ハイブリッド京古」と呼びたくなりました。
試合は2:0で埼玉が勝利し、岩手国体への切符を手にしました。

最後まで観戦したい気持ちもありましたが、渋滞が気になりここで会場を後にしました。まあ、結局渋滞には巻き込まれてしまいましたが。

次の観戦予定は、V・プレミア開幕戦の久光製薬vs日立リヴァーレ 昨シーズンはファイナルで久光製薬に敗れ女王の座を逃したリヴァーレの今季は、パオリーに選手の抜けた穴を誰で埋めるのかが大きな鍵になると思いますが、そんな中でひさえさんの活躍と若手の台頭に期待しながら開幕を待とうと思います。