ふりこみさぎ | 30代後半の転職活動

ふりこみさぎ

最初にオチを書きますが、昨日、我が家に振込サギの電話がありました。

こぞうブログに妹がちょいちょい出てきますが、こぞうには弟もいます。


同居してないので、その弟をかたっての振込サギでした。

はじまりは月曜の電話です でんわ


普段は全く電話を掛けてこない弟なのですが、カゼをひいてて調子が悪い

という内容の電話があったそうです。


あったそうです


という言い方からわかると思いますが、こぞうは気付いてませんでした。


電話が掛ってきたときには、自分の部屋にいたので気付かなかったんです。


弟からの電話は全て母が対処します。


ニセ弟は携帯をなくし、番号が変わったと母に伝えたそうです。


iPhoneをトイレに水没させたという前科持ちなので、またかよ、という感じでした。


それから毎日電話があり、母と体調について話をしたそうです。


普段、連絡をくれない弟が毎日電話をくれたので、母はあやしみました。


あのコは何か隠し事をしていて、私たちに相談がしたいのでは・・・?



そして昨日、午前9時くらいにニセ弟から電話がありました でんわ


内容はといいますと


・今年の2月に飲み屋で女性と仲良くなり、その後、ちょっとしつこくされたんで

 振り払ったら、そのまま転んで頭を打ってしまい、ケガをさせた。


・揉めたくなかったので、後日、弁護士に入ってもらい、3日分の入院費や

 その後の治療費、慰謝料を払い終え、示談書を取り交わし、先方とは示談が成立。


ただし、先方への費用と弁護士費用が払えないので、消費者金融で

100万を借りましたと・・・。


昨日のシチュエーションですが、弟のそばには金融業者がいるとのことです。


借りたお金の話はというと、3ヶ月分の利息、98,000円は支払ってるんだけど、

元本の返済は行っていなく、金融業者がシビレを切らし、元本の一括返済を求め、

弟の自宅に来たとのこと。


で、元本の返済をしたいから、100万円を用立ててくれないかということでした・・・。


細かい部分でツッコミどころもあるとは思うんですけど、それはスルーして下さい。



母は


「書類も何も見てないのに、電話1本で100万払ってくれって、払うわけないでしょ」


と冷静に答えます。


ニセ弟は、またあとで電話するから、と言って電話を切りました。


その後、ニセ弟は金融業者さんの事務所に連れて行かれ、

返済方法について話し合ったとのことです。


その間、両親とこぞうも、ニセ弟と再度連絡をとったり、ネットでいろいろと調べ、

何箇所かの機関に相談してました。


午後になり、ニセ弟は金融業者から解放。


話によると、新たに契約をし直したから、安心していいとのこと。


この展開って、本当にオカネを取る気があるんだろうか・・・?


相手も、払いそうにないから諦めたのかもしれませんね。


ですが、我々はサギとは気付かなかったので、この話を聞いた両親は、

ニセ弟にお金を貸し、それで一括返済をすることを決めました。


なので、ニセ弟に今までの全ての契約書を持って、来週中に帰って来るように

言うと、アッサリOKとの返事が。


ただ、相手がどんな業者なのかわかりませんし、こちらも安価で弁護士に

相談できるとこがあると知ったので、そこで相談して、あとくされない方法で

返済しようと決めました。


支払った利息も98,000円ではなく、月に8,000円程度という風に変えてきましたので、

不当な業者ではなさそうで、ちょっと安心。


この部分に関しては、最初の電話のとき、母の聞き間違いということになりました。


不当な金利ですと、返済してはいけません 禁止


この金利なら不当ではないですし、弁護士さんと話をして、

一括返済でカタがつきそうでよかったなと。


ニセ弟は体調が悪く、今日はもう寝るから、連絡してこないでくれと言い、

こちらが電話しても、電源を切っているようで繋がりませんでした。


仕方ないので、話は明日以降にしようとなりました。



そして妹が帰宅し、事の顛末を話すと大激怒 怒り


連絡を取りたくないというニセ弟に対し、妹は書類のコピーだけでも

弁護士との相談前に郵送するようにという内容のメールを送りました 手紙


妹しか、弟のアドレスを知らないので、妹の帰りを待ってたわけです。


こぞうは知りません。用があるときは電話しますから。



携帯をなくしてしまったので、アドレスも変わってるんだとは思うんですけど、

それでも、試しに妹がメールを送ると、すぐさま弟から電話が でんわ


弟は開口一番


「書類って、なんの書類だよ?」


母が


「示談書から、今回の借金まで全部だよ」


と言うと


「なに、示談書って? 借金ってなんの話?」


この時点で発覚。


22時くらいでした。

4日間に渡る振込サギだったわけです。


こぞう一家は大安堵。


ここでは書いてませんが、いろいろと偶然が重なり、両親が信用するような

状況にあったのも事実です。


こぞうは電話ではニセ弟とは話しませんでしたけど、父と母の話では、声の質や

話し方もソックリだったそうです。



契約書を見て、直接会って今までの話を聞かない限りは絶対に支払わない

というスタンスのお陰で被害は免れました。


というか、振込は絶対にしないので、どうやっても相手はオカネを

取れなかったと思います。


振込サギの電話はこれで3回目です。


1番最初は、こぞうをかたったものでした。


こぞうが仕事をしてたら、母から電話があり、なにかと聞くと


「今、○○さんっていう人から電話があったんだけど、こぞうさんが

△△線(電車の路線名)で痴漢行為をし、相手との示談のためにお金を振り込んで下さい、

って言われたんだけど、アンタ、今、会社にいるんでしょ?」


と訊かれたから


「もちろんいるけど、それでどうしたの?」


と返すと


「あの子は絶対にそういうことはしませんから」


と答えたそうです。


かなり嬉しくてウルっときました うるうる


だけど、心配だったから連絡したのは、まぁしょうがないでしょう。


こぞうは家族から信頼があるようなので、母はまったく疑ってなかったようです。


ただ、念のためね、念のためだよ・・・。



ニセ弟事件が発覚した時点で、その電話番号を着信拒否にしました。


そしたら、今朝、また電話がありました。


着信拒否にしても、電話があったことはわかるんです。


今日はどういう展開にするつもりだったのか、ちょっと気になりますね。



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