48年ぶりの奇跡 東京ヤクルトスワローズ 小川監督① | チームビルディングブログ

48年ぶりの奇跡 東京ヤクルトスワローズ 小川監督①

2010/10/11付 日本経済新聞 朝刊 (選球眼 島田健)埋もれた指導者を発掘

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(一部編集)

ヤクルトの来季監督に決まった、小川淳司監督代行(53)は、5月26日、高田繁前監督が休養した時点で借金が19あったチームが貯金をつくってシーズンを終えた。負け越し19以上から勝ち越しで終わるのは1962年の南海以来で、48年ぶりの快挙である。


同代行は、「負けが続くと、どうしてもみんなの考えがばらばらの方向に向いてしまう。最初、当面の1試合1試合に全力を集中しようとだけ伝えた」という。


戦力的には、新加入のホワイトセルが4番打者として機能したのが大きいが、同代行の選手起用も見事だった。3番だった青木を本来の1番に戻し、代打専門で1軍半の扱いだった畠山を3番に抜てきした。2年連続盗塁王の福地を代打、代走、守り固めと終盤の万能プレーヤーとしてベンチに置いた。


福地らベテランには対話重視だったが、若手、中堅にはシビアだった。5年目の飯原に走塁ミスが目立つと、先発から外した。「あれではプロとして恥ずかしい」。左翼で起用した畠山については「自分の守備位置じゃないから、結果を出さないと外されるわけで一生懸命なんですよ」。したたかともいえる選手操縦法である。


99年から2007年まで9年間も2軍監督を務めて、選手の気性などを把握しているからこその采配だろう。

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続きは明日!!