追憶『あてのないたび』 | 写真家・小澤太一の『logbook』

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小澤太一のなんでもない毎日の記録集

『あてのないたび』から戻ってきて、まだ5日。

 

会う人会う人に、『真っ黒ですね〜どこか行かれたんですか?』と心配されております(汗)

あれだけのんびりした毎日だったのに、東京に戻るといつもの毎日に瞬時に戻ります。

帰京後にはいろいろバタバタしまして、旅のまとめが遅くなりました。

 

さて、今回の旅でも素敵な人たちにお会いすることができました。

旅の思い出にとって<誰と会ったか>…というのはとても重要なのは言うまでもありません。

とりわけこの写真の写っているみなさんには、大変お世話になりました。

右から…

・西野嘉憲さん

・三村淳さん

・ゆきさん

偶然旅先で出会い、同じ時間を過ごすことになったご縁で、

娘共々大変お世話になり感謝しかありません。

みなさんの貴重な時間を共有させていただき、こちらも刺激いっぱいの日々でした。

本当にありがとうございました。

 

 

そしてコロナ禍になった昨年7月から4歳の娘と親子二人で車を使ってあてもなくフラフラと…

そんな旅をし始めて全6回、全国遠征に出ました。

車の走行距離も16000kmを超えました。

去年からぴったり100日間の旅をして、

日本全国47都道府県、すべての県を巡ることができました。

一年前は、親子二人で旅することに不安もいっぱいありましたが、

さすがに100日行動を共にしていると、だいたいのことは動じなくなりますし、

対処の仕方もだんだんわかってきます。

 

4歳だった娘は昨年の北海道の旅で、車窓から見えるかんばんの文字が読めるようになり、

夜はおかーたんがいないと泣いていたのが、ひとりでしっかり寝られるようになり、

時々おねしょしていたのも最近はその心配もしないでよくなり、

得意技のわがままも、少しは我慢することも覚えました。

 

旅は人を成長させてくれます。

 

僕も今回の旅をしながら親として少しは成長したかどうか……はわかりませんが、

少なくともたくさんの写真を残すことはできました。

どれくらい撮ったかなぁ…まだそこはまったく振り返れていませんが、

15TBくらいはあるんじゃないでしょうか。

あぁ、見返すのに、すごい時間かかりそうです(汗)。

 

そしてその先になにか残っているといいのですが……。

これから楽しみと不安がいっぱいです。

 

【最近見た写真展】

177:『古代蓮とレンゲショウマ』友遊撮影倶楽部<リコーイメージングスクエア>

178:『かがむ人』宇賀神 拓也<ニコンプラザ東京>

179:『Pirka』半田 菜摘<ニコンプラザ東京>

180:『INBETWEEN』Sudi<ピクトリコショップ&ギャラリー>

181:『“Futurish”』Dai Ito<ルーニィ247>

182:『じゃばらの巻』新宿西口クラブ<ルーニィ247>

183:『BRIGHT MOMENTS』熊谷聖司<ルーニィ247>

184:『青い庭』鍵井靖章<Nine Gallery>

185:『小さな国の大自然』井村淳<TAギャラリー>

186:『第51回グループ展』<床屋ギャラリー>

187:『東京・1964年』春日昌昭<JCII>

188:『第2回 熊切大輔教室写真展』<JCIIクラブ25>

189:『東京の水辺:対岸三十六景』Mark Robinson<玉ノ井カフェ. 東向島>

190:『魅力発見! 日本の世界文化遺産』<フジフイルムスクエア>

191:『WAVES』夏井 瞬<フジフイルムスクエア>

192:『コロナニモマケズ』岡村まきすけ・あい<写真Bar白&黒>

193:『ソニーワールドフォトグラフィーアワード2021 受賞作品展Part 2』<ソニーイメージングギャラリー>

194:『下町往来 1984-1988』瀬尾 太一<キヤノンギャラリー銀座>

195:『百色眼鏡』Blue+<富士フォトギャラリー銀座>

196:『ノスタルジア』熊谷聖司<72ギャラリー>

数字は4月から見た写真展の数です。