職人 VS 写真家 | 写真家・小澤太一の『logbook』

写真家・小澤太一の『logbook』

小澤太一のなんでもない毎日の記録集

今日、なかなか貴重な撮影体験をさせていただいた。

被写体になっていただいた人は、そりゃなかなかの職人のような方で、
その匠な技術だけでなく、人間そのものも世間から大変評価されている方・・・

その立派な人の仕事っぷりを、イチ(ペェペェ)写真家がどう見て、
そして、カメラでどのように切り取っていくのか!?

そんな対決でした(笑)

「この前、立木さんも撮りに来たよ~」
「先代の遺影は、土門さんが撮ってくれた写真なんですよね」

偉大すぎる先輩たちのお名前が、お話の中から聞こえてきます。


・・・とはいっても、僕は僕のできることしかできないものです。

だから、今、眼の前に起こっていることに集中し、
一番撮るべきものを、一番面白く表現することに集中。


お話もステキな方で、勉強なるなぁ~と思うようなこと、多々あり。

僕がカメラの液晶モニターを見て、思わずニンマリしていると・・・
「自分で満足してはいけない。仕事を評価するのは他人ですから。
でも、最後に評価するのは自分なんですけどね(笑)」


・・・は、はぃっ!!あせる


約1時間ちょっとの撮影後に、職人の世界ならではの話を聞かせていただいたのですが、
その中で心に残った一言は・・・


「カメラの人は分かるかもしれないけれど、
職人という世界は常に100点を求めていかないといけないんですよね。」
70~80点じゃダメなんです。
でも、結果として100点にこだわりすぎるのもダメなんです。
なぜなら、ごはんが食べられなくなるから・・・」



今日の撮影の結果は、来年ちょっと経ってから見ていただくことになるでしょう。
お楽しみにお待ちくださいませ!!


さて、撮影終わりで、品川の齋藤康一さんの写真展に・・・
小澤太一の『ホントはUNHAPPY DAYS 』
オープニングパーティーの時以来なので、落ち着いて会場を回ったのですが、
やっぱり文章読みながら、いろいろ見ていくと、
一時間いても全部見切れないほどのボリューム・・・

また来よっと!!
小澤太一の『ホントはUNHAPPY DAYS 』
コザワ蘭も、まだまだ元気で入り口に咲いてて、
ちょっとうれしくなりました。

二階のオープンギャラリーでは、
キヤノンの会報誌『moments』のフォトコンの優秀作品が並んでいます。
フレッシャークラスは、僕が一年審査をしたものですので、
こちらもぜひ御覧になっていただきたいです。




次は品川の鶴巻さんの写真展、「二つの道」へ。
小澤太一の『ホントはUNHAPPY DAYS 』
EOS M2を持ってチェコへ・・・
そしてホワイトKiss X7を持ってギリシャへ・・・

写真がステキなのはもちろん、空間の見せ方もとても上手でしたね。
特に夜で、外光が入らなくなってからがオススメ(だけど、もう夜はない叫び

残すところ、明日の水曜3時まで!!
必見の写真展ですよ~!

夜は写真界の大御所のみなさんがずらりんちょの忘年会にお呼ばれ。
小澤太一の『ホントはUNHAPPY DAYS 』
その会場に向かう途中、「すぐに見てください」な、20日発売の校正が出て来てしまい、
「かんぱぁ~い」の後、一番隅でiPad miniでPDF見ながら修正を・・・あせる

なんとか一月号も、これにて全部終了です。

【今日見た写真展】
451:『キヤノンフォトサークル モーメンツ マンスリーアルバム2013 優秀作品展』
   <品川キヤノンオープンギャラリー>
452:『二つの道』鶴巻育子<銀座キヤノンギャラリー>
数字は4月から見た写真展の数です。