4月25日夕方、総理官邸で開催された「農福連携等推進会議」に出席しました。本会議は、農福連携について、全国的な機運の醸成を図り、今後強力に推進していく方策を検討するため、省庁横断の会議として設置されました。


 農林水産省からは、必要な対応として、農業分野と福祉分野のニーズを把握し、インターネットなどを通じて、双方の橋渡しをするシステムを構築するほか、障害者が取り組みやすいよう、農家に作業工程の細分化を働きかけることなどをあげました。


 最後に菅官房長官は「この取り組みで、障害のある方が意欲と能力を発揮し、活躍できる場の拡大を図れると同時に、農業分野での貴重な働き手の確保につながる」と述べ、関係閣僚に対し、「農福連携」を一層、拡大するための具体策を検討するよう指示しました。