今週から新しい仮面ライダー『仮面ライダーW』が始まりましたが、先週の『仮面ライダーディケイド』の最終回、すっきりしない終わり方でしたね。
初めから劇場版において結末を公開するつもりだったのか、放送枠に収まりきらなくなって劇場版を制作することになったのかわかりませんが、いずれにしても通常の続きと変わらない終了でした。
アマゾンの世界からライダー大戦の世界までの間に、違う曜日に放送枠とは違う放送が2話ありました。
そこで、仮面ライダーブレイドの剣崎一真がもうひとりのブレイドである剣立カズマに、「おまえはこの世界では、ブレイドにはなれない」というセリフがありました。
このシーンを見ただけでわかるのですが、ブレイドの世界でも、新たに別のブレイドの世界があるということです。
ほかにも紅渡のキバの世界とワタルのキバの世界が登場しています。
このように、同じライダーでも複数の世界が存在しているようです。
最終回でストーリーは振り出しに戻りました。
結局、士が何者であるのか、夏海が存在する本当の世界など不明のままです。
劇場版でそれが明かされるのか期待するところです。
ただ、平成ライダーの特徴として、全ての謎を明らかにしない傾向があるということです。
ディケイドの場合、メインライターが13話で降板しているため、ストーリーの流れに何らかの影響があったかもしれません。
それが今回の最終回の形になった可能性も考えられます。
いずれにしろ、12月の結末を見るまで完結の行方はわかりません。
もうしばらく待つとしますか。