飲んだ順番はタイトルの並び通り。
かなり酔いマスタ。
1)磯自慢 純米大吟醸 中取り35
写真の瓶のみが中取り35。箱は掌玉。
adagioでなく普及品（？）の中取り35デス。
無色透明に近いキレイに澄んだ水のよう。
あまり派手でない、甘い香りがします。
雑味が限りなくすくない非常にクリアな舌触り。
水より軽いんじゃないか？というくらいのスッキリのみやすい日本酒の極致。
2)十四代 龍泉
龍の落とし子→山田錦になり、
ボトルが普通の四合瓶になり、
でも、箱だけが以前と同じ赤いビロード状の箱のまま。
以前の細いひょうたんのようなボトルがかっこ良かった。
単純に値段だけなら今回の最高峰。
本日は十四代のうすはりグラスでいただきました。
口触りがサイコー。
やや黄色みがかったお色をしています。
甘い香りが強く、飲むと磯自慢よりもやや甘くて酸味が強い。
米の香り？穀物香が以前よりだいぶ抑え気味になっている気が。
3)天明 掌玉 山田錦2005
2005年の仕込みですので7年もの。
かなり黄色みがつよい。
香りはバニラ。飲む前からあまーい気持ちになります。
のんでも甘口。
さすがに長熟、トゲなくまろやか、とっても濃い口。
口に含むとなんとなく森の香りっつーか、樹木の香りのよーな。
表現がつたないので、うまくつたわらないかも。
4)黒龍 二左衛門
だんだん口の中が甘くなってきたので、最後にすっきり二左衛門。
派手、フレッシュ、若い、香り高し。
いい感じにできあがった女性陣の中に、突然女子高生が！というイメージ。
柑橘系+メロンみたいな、さわやか新鮮な香りがいろいろとします。
龍泉→掌玉→ときてニザを飲んだ一口目の印象は「硬い！」。
かなり酔いがまわっていた一同の目を覚ますには十分な女子高生の刺激（笑
香りと、酸味と、カタさでガツんっときます。
よーく味わうとたくさんの旨味のウラに、結構な苦みや渋みも顔をだします。
味の成分も香りの成分もたくさんよくばりすぎだけど、若さで許すみたいなもんか。
コレ、2-3年上手に寝かすと石田屋みたいにいい女？になるんでしょうか。
しっかし、4本すべて「山田錦の純米大吟醸」なわけで。
同じ米つかって、よくこれだけの味の差をだして、しかもうまい。
感動しきりですわ。