米航空宇宙局(NASA)は、4月2日から3日にかけて、太陽の黒点群でM5.3からM5.8クラスの爆発現象(フレア)が発生したと発表した。
太陽フレアは、放射されるX線強度によって低い方からA、B、C、M、Xの5等級に分類される。
一定規模以上のフレアが発生すると、太陽ガスの放出によって、2〜3日後には地球上でGPSの誤差が発生したり、通信や電波障害が起きる可能性があることから、各国で警戒監視に当たっている。
NASAの太陽観測衛星ソーラーダイナミクス天文台(SDO)によると、日本時間4月2日午後5時ごろにM5.3、3日は午前5時半と午後11時半ごろにM5.7と5.8クラスが計3回発生した。