まずは、今回の渡辺代表の個人借入に関しまして、大きな騒動となってしまい、皆様に多大なご心配をお掛けしてしまった事を深くお詫び申し上げます。
時間が掛かるかもしれませんが、今後もみんなの党の仲間と共に、国民の皆様にしっかりとご理解頂けるようになるまで説明をし、日本のために活動して参りたいと思います。

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渡辺代表の辞任会見を、議員、記者、カメラマンでごった返すエリアから離れ、一番後ろから拝聴しました。

その際に配られた「説明文」の最後の部分を転載させて頂きます:


 当初の報道で、今回の貸付が猪瀬前都知事の事例と同じではないかとの指摘がありましたが、政治資金規正法及び公職選挙法に照らして何らの法律上の問題がないことは、総務省等に確認しているところです。すなわち、私は、私個人の選挙費用として借り入れたのではないので、私の選挙運動収支報告書に記載する必要はありません、
猪瀬前知事は、自分の選挙資金として資金の提供を受けたものであると理解しています。私は党勢拡大のために選挙を控えたみんなの党の選挙関係に充てるため2億5000万円を貸し付けていますが、この貸付は平成24年度のみんなの党の収支報告書に記載し報告しているところですので政治資金規正法上の適正に処理しております。さらに、私が個人で使用した分については、政治家がポケットマネーを使って政治活動をしている場合、その収支については収支報告書の制度がないことを総務省に確認しておりますので、政治資金規正法上もなんら違法な点はありません。

 このように法的に全く問題がないことは確認しましたが、今回の一連の報道によって、世間の皆さま、そしてみんなの党をご支持いただいている皆さまから誤解を受けかねないこととなりました。また、善意でお支え頂いたDHC吉田会長にも大変なご迷惑をおかけしてしまったことに照らし、信頼を回復するためには、まずは借入金のす
べてを即刻返済するのがよかろうと判断し、本日借入残高全額を吉田会長に返済したところです。
そして、法的には全く問題がないとはいえ、同志の皆さんにつらい思いをさせていることは私の本意ではありません。ここに私は代表を辞することとし、一所属議員に戻ることとしました。先ほど浅尾幹事長に伝えたところであります。
以上、みなさまにご報告させていただきます。

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法的に問題が無いとしても、食らいついたら放さない一部マスコミが騒ぎ続け、これ以上みんなの党のイメージを損ねないための苦渋の決断だったと思います。
潔白を証明することができても、身を引かなくてはいけないというのは、政治の世界特有ですね。

記者からの質問に「私は地位に拘らない。よって、迷惑をかけていると思ったら、身を引く」という旨、発言をされていましたが、代表の潔い性格が表れていました。

しかし、余人をもって代えがたい、改革の為に絶対必要な政治家です。
今後も日本の為にしっかりと頑張って頂きたいと思います。


photo:01


「秘書が撮影してくれていた写真。私は一番後ろの左隅に」