選挙期間中は参院選の争点を取り上げて、思いつくままブログを書きたいと思います。
(移動中などに書きますので、誤字脱字等があるかもしれません。ご容赦頂ければ幸いです。)


まずは復興予算。



国民の所得税や法人税を増額する事によって積み上げられました。

合計20兆円の内17兆円が既に捻出されていますが、その内1兆円が被災地とは関係ないことに使われていたのです。



長野県や兵庫県の林道を整備したり、被災地とは関係ない地域でのゆるキャラPRに使われたり、山口県でのアイドルイベント費に使われたり、ウミガメ保護観察や調査捕鯨の費用に使われたり、中部電力のような大手企業のボイラー設置費用に使われたり・・・

「雇用対策事業費」によって雇われた約6万5千人のうち、被災者以外が97%も占めています。



復興計画が国会で議論された時は既に民主党は力を失っており、裏談合三兄弟と言われた自民・公明・民主の内、長兄である自民が主導権を握っていたのは間違いありません。当時は良く「ほとんど俺たちが決めてやった」と自民党の議員たちが自慢していたのを覚えています(本会議の野次でもありました)。



そして、政権を「取戻した」あとは、正しく、バラマキと利益誘導型政治の真骨頂。

見ていて頭が痛くなります。



みんなの党は復興基本法に明確に反対しました。

私も参院復興特別委員として、みんなの党を代表して最後まで戦いました。



その時は「お前は復興に反対する非国民か!」とヤジを飛ばされましたが、全く逆で、真の復興を実現するため、中央集権型の方法に勇気を持って反対したのです。法案の書きぶりで、予算が被災地とは関係ないところで使われてしまうのが明白だったからです。



電力自由化の話しもそうですが、震災直後から我々が提言してきたことが、今になって「正しかった」と言われることが続々と出てきています。



国全体を見て、この国を改革できるのは、みんなの党しかありません。