EU招致プログラム(EUVP)も今日が最終日。あっという間の12日間でした。


毎年、世界中から百数十人(日本からは5、6人)を招致して、EUのことを深く知ってもらう為の試み。素晴らしいと思います。
よくJETプログラム(語学指導を行う外国青年招致事業)の参加者たちが日本の事を好きになり、親日派になったり、戻ってきたりするという話を聞きますが、このEUVPのようなものも日本で積極的に取り入れるべきかもしれません。


また、今回の9月プログラムに参加できたのはいくつかの理由で幸運だったと思います。


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まずは天気が最高だったこと。この地域は通常9月になると曇りや雨の日が非常に多くなるそうですが、一度ザーッと降った以外は、ほとんどが晴天続きでした(今年は逆に7月と8月の天気が悪かったそうです)。


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そして、二つのフェアーと重なった事。一つはフランス・ストラスブルグに行った時、ホテルの横で、「JAPANフェアー(第一回)」を開催していました。まさか、フランスの小さな町で、日本を紹介するためのお祭りに遭遇するとは思いませんでした。
もう一つはブリュッセルの年に一度の「Car Free Day」を見ることができたこと。そして、同日に開催された、これまた年に一度の秋祭りにも参加できました。両方を一日で経験できて、最高の休日になりました。



また、欧州議会で9月19日に開催された「JAPAN-EU FTA」の会議に参加できたこと。
日本の国会議員がこのようなワークショップに参加するのは初めてとのことで、スピーチも依頼されました(その詳細は後日アップします)。



最後に、トルコとパレスチナからの参加者がとても良い人たちで、大変仲良くなれた事。プログラムの責任者によると、これだけ仲が良くなって、休日に一緒に小旅行に出かけたり、時間を合わせて朝食や夕食を取ったりする招致者は珍しいそうです(笑)



という事で、最終日の夜は、以前から約束していた日本料理屋に連れて行って、和食を振る舞わせて頂きました。



トルコ人のケナにとっては初の和食、パレスチナ人ダウドは初の刺身チャレンジで、一つ食べるごとに大騒ぎしたり、写真を撮ったりで大変楽しい夕食会となりました!


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「お互いの国を成長させるために頑張ろう。そして、またいつか会おう!」と、最後にトルコ風挨拶(ハグをして、頭をコツンと合わせる)をして別れました。