電力料金の一方的な値上げが続いています。


東電は22日、「事業者向け(契約電力50ワット以上)」の電力料金が4月から2割程度上げられることを発表しました。


電力代金がン億円以上の製造業などざらにあります。10億円ならば、2億円も経費が増えることに。
いまの時代、少しでも利益を上げることが如何に大変か。国に守られ、絶対に損をしない「総括原価方式」に守られた東電は、世の中の経営者がとれだけ苦しい思いをしているかを知らないような気がします。


また、申請が必要となる家庭用の電力料金も2割上げたいとの意向を示し、政府もそれを認める方向のようです。


既に一般的な家庭の電気料金は600円以上も値上げされています。そして、今後は、国民の税金が1兆以上も東電に投入される可能性があります。なのに、東電社員の冬のボーナスは平均37万円。
因みに、東電は民間企業なのです。株式も上場しています。


電力代金の値上げによってボーナスが大幅にカットされる企業や、出せなくなる企業も多く出てくるのではないかと私は推測しています。


今の民主党政権に日本の舵取りを任せていると、何が公平で正しく、何が不公平で間違っているのか分からなくなってしまいます。


これからも資本主義のルールにのっとり、透明で、国民の負担を最小限に抑えるための会社更生法の適用を求めていきたいと思います。


よろしければ、過去のブログもご参照ください。 


① 無念
http://ameblo.jp/koutamatsuda/day-20110803.html

②『国民の負担で、東電と利害関係者を救済しよう法案』
http://ameblo.jp/koutamatsuda/entry-10971166159.html#main

③ 東京電力・西澤社長への質疑
http://ameblo.jp/koutamatsuda/entry-10954173820.html

④ 東日本大震災復興特別委員会③
http://ameblo.jp/koutamatsuda/entry-10924271657.html