先日、訪日中のアジアや米国の経営者たちと食事をする機会がありました。



話題の中心は大王製紙とオリンパス。
「何故、このような事が起きるのか?」
「どのくらいの刑罰を受けることになるのか?」



皆さんは一様に、信じられないという感じでした。



私は、この二つは日本人のメンタリティーをよく表す事件だと説明しました。
「前例を崩したくない」「みんなが黙認しているので、スピークアップ(はっきり意見する)をしたくない」「赤信号、みんなで渡れば怖くない(責任感の分散)」・・・



政治の世界に渦巻く問題と一緒ですね。



台湾の経営者は言っていました。



「私の国なら、最低でも7年の実刑だ。井川会長にしても、オリンパスの歴代経営陣にしても、生ぬるい刑になったら、日本の株式市場は益々国際的に見放される」



ベンチャー企業のホリエモンは2年6ヶ月。

内容が違うとは言え、大企業と言われる2社の経営者にはどのような刑が科せられるのでしょうか。