浅田真央さんのお母さん、匡子さんがお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りいたします。



私の母が亡くなった時、妹が21歳で真央さんと同い年だったので、お姉さん(舞さん)の「私は23年、真央は21年しか母と過ごせませんでしたが、過ごした年月以上の愛情を注いでくれたと思いますし、たくさんのものを残していってくれたと思います」というコメントは心に刺さりました。



しかし、連日の報道を見ていると、なぜここまで大きく取り上げて騒ぐのか、少し不思議になってしまいます。



私の母もそうでしたが、自分の死は「そっとしておいてほしい」と思う人が少なくありません。真央さんのお母さんも「親族だけの通夜・告別式」を希望していただけに、大騒ぎはしてもらいたくなかった筈です。自分自身の事を考えても、ブログなどで書かれるのは良いとしても、TVや新聞に引っ切り無しに流されるのは勘弁してもらいたいと思います。



自分の「死」に関して選択の余地があるなら、それを最大限に尊重すべきだと思うのです。