昨日は「消費者問題に関する特別委員会」で質疑をさせて頂きました。




答弁者は、最近「マルチ山岡」というあだ名も板についてしまった山岡大臣。

実は、消費者庁が出来て2年経つのですが、山岡さんで何と7人目の大臣になります。
もう、それだけで、この政権は消費者=生活者=国民を軽視していると言わざるを得ません。




まず「消費者大臣としての理念」と、「一つでも成し遂げるとしたら何を目標にするか」を聞きましたが、明確な答えが出てきませんでした(『自分はこの消費者庁を作るのに携わったから思いは強い・・』とは言っていましたが)。



私は消費者庁の理念は「消費者(国民)の健康と命を守る」が第一に来るべきだと思います。




そういう意味でも、今は、「国民を放射性物質に汚染された可能性のある食品から守る」を第一にあげてもらいたかった。それすら、真剣に取り組むことが出来なかったら、消費者大臣と消費者庁の存在意義は無いと伝えました。




消費者庁に連絡をすると、「それは所管(担当範囲)ではないので・・・」と言われることが多すぎます。「国民を守る!」という大義名分があれば、もっと積極的に厚生労働省、農林水産省、文部科学省等とやりあって、戦ってやろうという気概があってもいいはずです。




厚生省や文科省が出した甘すぎる「放射線量暫定基準値」に対して真っ先に戦いを挑まなくてはいけないのが消費者庁だとも伝えました。そのぐらいの発奮興起を期待して、これからも追及していきます。






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