12:05。
永田町では、雨は降ったりやんだりですし、激しい風も感じられません。



しかし、自然の恐ろしさは地震・津波・台風12号で経験したばかりです。
まだ、雨風の影響を強く感じられない地域でも、台風情報をしっかりとチェックし、早めに行動して下さい。



また、台風の時によく聞くのが「田んぼの様子を見に行って」「排水溝を確認しに行って」の事故。自分の育てた田んぼを見に行きたくなる気持ちはよく分かりますが、見に行ったところで状況は変えられません。ここはグッと堪えて、安全な場所から出ない事を最優先として頂ければと思います。



昨日の夜からマスコミは台風情報一色です。気象庁も「最大級の警戒」を発しています。
しかし、これだけ大騒ぎをしている割には、閣僚からのメッセージがないのが不思議になります。
野田総理が外遊の為にいないのであれば、官房長官が定例の記者会見とは別に、台風に特化した情報を出すべきではないかと思ってしまいます。また、決壊しそうなダムの下流にある町村などの危険地域には「避難勧告」ではなく、早急に「避難指示」に変えるべきです。



原発事故の時も、過小評価してしまった事が最大の人災だと私は思っています。一人でも多くの命を救うためには、後で「大袈裟だったのではないか」と批判され、揚げ足取りをされても、本望ではないでしょうか。