東日本大震災復興特別委員会で「原子力損害賠償支援機構法案」(またの名を「国民負担で東電と、その関係者を救おう法案」)の審議。



まず驚いたのが、ほとんどの議員が同法案については具体的な質問をしないこと。例えば持ち時間45分で、最後の数分だけ形式的にふれる程度。



私は約20分の持ち時間でしたが、最初から同法案について議論しました。



1-なぜこの法案が危険かを閣僚・修正案提出者に伝え、2-T君を引用して国民の皆さんに同法案を認識して頂き、3-「債務超過」に対する見解を確認し、4-経産省から出回ったと言われる「名無しの権兵衛ペーパー」について言及し、5-最後に菅総理に『この法案を通したら、菅総理が掲げる再生可能エネルギーも脱原発も夢のまた夢になってしまいますよ』と伝えました。



しかし、20分では短すぎる!



私の「普通に喋る」ような質疑では、意味不明の長い答弁に時間を奪われてしまい、なかなか核心を突く事が出来ません。



多くの方から「分かり易い」「大切な事を伝えてくれた」とお褒めの言葉を頂きましたが、正直言って、すごく不完全燃焼です。



かなり、くやしいです。



このくやしさを原動力に、次に向けて改善をしていきます。



しかし、何で答弁者はあんなにアヤフヤな意味不明の話し方をするのでしょうか?ハイかイイエで答えてくれと言っても、絶対に長々と話します。聞いているだけで、「こんな答え方をする人は信用できない」と思ってしまいます。



アメリカの裁判だったら、「何か隠しているから真っすぐ答えられない」と認識され、すぐにクロ判定が出るでしょうね。