安全神話。
いかにして、原子力発電の安全神話は作られたのか。
[ 参照 経済産業省ホームページ http://www.meti.go.jp/press/20100621009/20100621009-2.pdf
]
文部科学省と経済産業省の資源エネルギー庁は、原発を推進するために、原子力ポスターコンクールを開催してきました。
5月11日、このコンクールを中止すると発表しましたが、1994年から毎年、全国の小中学校などを通じて、原子力・放射能をテーマに作品を募集していました。
このようなコンクールを通じて、子どもの頃から、原子力は安全だ、という安全神話を育ててきたということに驚きを感じるとともに、「プロパガンダ」の怖さを感じます。
私は常にメディア・リテラシーの大切さを唱えていますが、日本人は与えられた情報を読み取る力をつけなければいけません。
もし盲目的に原発を信じていなければ、政府も東電も地域住民も何かしらの対策を取り、今回のような事態にはならなかったと思います。
原発に限らず、今後は厳しく目を光らせていかなければなりません。