統一地方選挙が始まって、既に1週間が経とうとしています。



私も連日、関東近郊を中心に応援演説にまわっていますが、現場では驚くような話を聞かされます。



「○○党から、自粛ムードなので、なるべく目立つような選挙活動は控えろと言われた」
「市議会議員の選挙を戦っているのに、マイクを使った演説は行うなと対抗政党の県議会議員から言われた」・・・などなど。


そして、「被災地の為に街宣車を使うなという自主的な取り決めが出来たから、守るように」と、もっともらしい事を言う現職議員の方々もいるそうです。



これは明らかに、新人候補を潰すための口実。新人は外で元気良くアピールする事を禁止されたら、武器を半分失ったようなもの。
特にみんなの党の候補者は、利権団体や組織などがバックについていないので、室外で住民の皆さんとお話をしたり、自分達の政策や信念を訴えたりするしか戦う方法が無いのです。



私は、「選挙が始まった以上は、そんな妨害は気にせず、精一杯やりましょう!」と、元気良くやるように心がけています。



そもそも、「この時期に選挙をするなんて間違っている」と主張していたのはみんなの党だけ。被災地では大変厳しい状況が続き、原発も危険な状況にある中で、民主党や自民党が強引に選挙戦をスタートさせてしまったのです。(2011年3月26日「この非常事態時に選挙!? 」のブログをご覧ください)



なのに、今更「自粛の為に、選挙運動を控えろ」?



完全に矛盾していますね。



やはり、自分達が勝つことだけを考え、この(投票率が低くなることを見込み)何十万もの人に想像できないほどの苦しみを与えた震災さえも、選挙の策略に使おうとしているのがよくわかります。

いよいよ三日後に迫った投票日。有権者の皆さんは、「自粛ムード」という口実に騙されず、選挙に参加して下さい。そして、どこの政党が「当たり前な事、常識的なこと」をしっかりと言い続けているかを考えて、投票して頂ければと思います。