平成15年 6月20日発行
フォトセラピーニュース


編集発行:光線治療愛好会    
光 線 治 療 院   

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 昨年の「フォトセラピーニュース」11月号に書いた事ですが今一度読み直して頂きたいのです。風邪が何故・どのように治るのかを。


 今年大騒ぎになった新型肺炎(重症急性呼吸器症候群)SARSの事です。6/18のニュースになっていた事ですがWHOは〔昨年11月に中国南部に始まり今月4日二ヶ月ぶりに死者がゼロになった。16日現在SARS感染者は8,460人〕との事。今年のSARS患者の死者は770人(6/3朝日新聞)との事。9.1%の方が死亡している事実があります。昨年の夏のニュースですが、〔西ナイルウイルスが1999年秋、突然ニュ-ヨ-ク市で流行し、62名の発病うち7名が死亡した西ナイルウイルス感染症は、2000年、2001年とあっという間にニュ-ヨ-ク州から他州へと流行地域が拡大し、人、馬での感染発病、野鳥の大量死が確認されてきた〕との事です。これらの病気の特効薬が無く自分の免疫力が低下した方が亡くなっているようです。


免疫力を上げるには!!


 旬の野菜、旬の魚を材料とした手作りの食事(添加物・香料・着色料などを使用していない)と塩素、様々な化学薬品が入っていない水と太陽光を毎日素肌に浴びる事。また睡眠時間を22時から6時頃まで取り、日中はしっかり体を動かす事、となるのですが、ここでは“ひなたぼっこ”をするとどのような事が起きるのかを考えます。


紫外線  
  ↓         
皮膚         紫外線は皮膚に0.5~0.65mm程入いる。

7-デヒドロコレステロール(動物性)   {植物性:エスゴステロール⇒ビタミンD2}
  ↓ 瞬時---UV-Aを直接素肌に!!
             ビタミンD3 ・・・・・Caの体内吸収に欠かせない物質
           免疫応答の様々な場面に必要不可欠
ヒスチジン
  ↓ 15分位
             ヒスタミン ・・・・・血液を亢進させる物質
キニン 30~60分後 ・・・・・血管透過性促進
プロスタグランジン ・・・・・胃腸粘膜物質(蠕動運動促進)
           180分後     血流促進・発痛物質
プラスミン 180分後 ・・・・・血中の蛋白分解物質 


全ての病気を治すには(健康を維持するには)、血管を整備する物質を造り、血管を整備する事が基本。

 紫外線の化学作用により7・デヒドロコレステロールが瞬時でビタミンDに変換され毛細血管を通じ体内(肝臓・腎臓)に運ばれ活性型ビタミンD3になることが解りました。(平成15年1月号) 


 このビタミンD3が免疫力を上げるのです。白血球の中に単球が免疫の基本として存在しておりますが、この単球そのものは免疫力として外敵侵入の見張り役をしているのです。悲しい話ですが単球は見張り以外のことが出来ません。免疫力としては警察の機構に似ているのですが、逮捕し外敵を消滅させる能力が必要になるのです。そのためにビタミンD3の力を借り単球がマクロファージに分化(変身)するのです。マクロファージに変身すると外敵侵入があった場合マクロファージが外敵をいきなり喰らってしまうのです。喰らったものがどんなやつか?数はどの程度か?などなどを判断し自分達マクロファージだけでは対応できないと判断した場合リンパT細胞に喰らったものの情報を知らせるのです。この情報をもらったリンパT細胞はヘルパT細胞と協議をしヘルパT細胞はリンパB細胞に抗体を作るように指示をするのですが、リンパT細胞とヘルパT細胞が協議出来るのもビタミンD3の力が必要になっているのです。リンパT細胞はリンパ幹細胞より出来上がるのですがこの時もビタミンD3が必要になっている事もお忘れなく。また、リンパB細胞が作る抗体を制御する細胞がサプレッサーT細胞となるのですがエイズ(HIV)はこのサプレッサーT細胞がエイズ・ウイルスにより破壊される病気なのです。エイズ・ウイルスを抑える為に光線療法が有効なのは血液を作るからなのです


免疫細胞も生まれ変わっているのです。


 細胞の生まれ変わりの事を新陳代謝と言っています。例えば肌は28日・心臓は22日・胃腸は5日・筋肉と肝臓は60日・骨が90日。つまり、新陳代謝が正しく行われていれば身体はおよそ3ヶ月で全て生まれ変わります。言ってみれば人間の賞味期限は3ヶ月。このサイクルで新鮮な身体が維持できるわけです。


 免疫細胞も3~5日で新陳代謝をしているのです。このために常時ビタミンD3が必要となるのです。身体に無害な“ひなたぼっこ”が必要な理由お解り頂けたことと思います。古い細胞が残ったままだと、例えばお化粧のりが悪いのは本来28日周期で入れ替わる肌がそれ以上になっているのです。免疫細胞の新陳代謝が悪いと例えば風邪のウイルスにすばやく対応が出来ず風邪がなかなか治らなく、がん細胞は一日100万個毎日出来のですが免疫細胞が新陳代謝することでがん細胞は消滅するのです。(昨年の事ですが下腹部に違和感があり埼玉県伊奈町にあるガンセンターに行った方が、そこの医者に卵巣膿腫と診断され“即刻入院:即切除”を言われ、悩み当方に尋ねて来て光線治療を実施(毎日)、一週間後に下腹の違和感が無くなり他の医療機関で検診を受けても何の問題も無いと言われ喜んでいた事もあります)私は光線治療を4年前より続けていて風邪かな?と思ったことも有りますが、翌日、翌々日にはその症状が無くなっている事は何度か経験をしています。これは免疫細胞が光線治療により新陳代謝が活発になっている証拠なのです。私たちは細菌・ウイルスの中で生きている事を忘れてはいけません。これから先もっと恐い細菌・ウイルスが出ないとも限らないのです。抗生物質を期待しても細菌・ウイルスは耐性され風邪のウイルスでも8年間で新しいものが出来上がっているのです。今回のコロナウイルスも今年の冬場に再流行が危惧されているのですが、もっと自分の免疫力UPのために毎日の“ひなたぼっこ”が必要になる事をTV・ラジオ・新聞などの報道で知らせるべきなのです。(フォトセラピーニュースはこれからも正しい情報を発信し続けます)


あまりにも便利に成り過ぎ・・・


 先日ある患者さんから“病気完治まで光線治療は時間が掛りすぎるのでは?“との質問がありました。打撲をし痛いときに以前の皆さんは氷水で冷やす事をしていました。光線療法を知って光線治療器をお使いの方は”打撲の痛みには赤外線の多いカーボンで照射”とご理解頂いていると思いますしこのようにお使いの事と思います。打撲を冷やすと冷やされた箇所の血管は収縮し打撲箇所に血液を廻さなくなり、血管収縮した分、神経細胞の圧迫が取れ如何にも痛みが無くなった様に錯覚をおこします。現実に完治を考えると、お医者さんから全治3週間のケガと診断された交通事故を光線治療開始後5日で克服し東北高校陸上開幕・女子3000mで優勝した仙台育英高校の菅原美和さん(平6/6/18スポーツニッポン)や今年秋口のプロ野球ドラフトに顔を出す森 大輔君(平12/5 石川県七尾高校ピッチャーの疲労性腰痛:医者の診断は『痛みがなくなるまで休め』とのことで20日以上練習を休んでも痛みが消えず光線治療を自宅で開始2週間後には練習試合で好投し相手監督より「森君は完全に治っている」と評価されているのです。私自身の事を言えば2002年6月4日サッカーワールドカップの日本・ベルギー戦の時、盲腸の痛みで七転八倒していましたが。光線治療器で患部照射翌日には痛みが無く静岡に出張しその翌日には青森県の下北半島恐山まで出張をしています。片道1,000Kmのドライブになりましたが痛みも無く何の問題もありませんでした。また、妻の腎臓結石では約30年の悩みの種が昨年北浦和の中央病院で自己排石した事が証明されております。12mm×7mmの腎臓結石でした。


 アトピーで悩んでいる方より“ステロイドの薬は即効性があるので・・・・”と言っていましたので痒みを抑える事は出来るのですが、日が経つに連れ現在のステロイドで痒みが消えず1ランク強いステロイドになる事、ステロイドでアトピーは完治しない事、アトピーを発症している原因は自分の血液の中にある事等を説明しました。


 国民の90%以上の人たち(?)が勘違いをしています。全ての病気は医療機関が治すものと!!でも実際は全て自分の免疫力が病原菌に打克って病気を治しているのです。当然、医者の居なかった時代から今日まで。


 今後も色々な病原菌が出没するのでしょうが、“ひなたぼっこ“でビタミンD3を一杯作って置く事が自分の免疫力を上げる最大条件なのです。



光線治療ア・ラ・カ・る・ト


カーボンのシールが変わります。これは太陽光線の虹に忠実に、国内で一番優秀な“医療用カーボン”としてのイメージ変更なのです。それぞれのカーボン特性(連続スペクトル)は今までと同様に国内NO1ですのでご安心してお使い下さい。メーカー出荷は7/1以降の変更ですが当方に在庫があり皆様のお宅に新しいシールでの納品は数ヶ月先になると思います。
ご注文は今まで通り色でのご指定でもOKです。
波長1(赤)・・・・・赤外線を強調したカーボン(可視線・紫外線も少量混入している)
波長2(黄)・・・・・可視線を強調したカーボン(赤外線・紫外線も少量混入している)
波長3(青)・・・・・紫外線を強調したカーボン(可視線・赤外線も少量混入している)
波長4(緑)・・・・・昼間の太陽光の連続スペクトルに近づけたカーボン