サムスン電子、中国の蘇州に「7.5世代」液晶工場 | C株で稼ぐ

サムスン電子、中国の蘇州に「7.5世代」液晶工場

REUTERS:2009年10月16日;

サムスン電子、中国の蘇州にLCD工場を建設へ

[ソウル 16日 ロイター] 

世界最大の液晶パネル(LCD)メーカーである韓国のサムスン電子(005930.KS)は16日、中国の蘇州にLCD工場を建設する計画を明らかにした。

同社が韓国の証券取引所に提出した文書によると、総投資額は2兆6000億ウォン(22億5000万ドル)になる見込み。

韓国のLCDメーカーの間では、世界2位のLGディスプレー(034220.KS)が広州に40億ドルを投じて工場建設を計画するなど、中国市場をめぐる争いが激化している。

サムスンが建設を計画している工場では7.5世代の設備を用いて、液晶テレビ向けの大型パネルを生産する予定。

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日経ネット:2009年10月16日;

サムスン電子、中国に「7.5世代」液晶工場 2000億円投資

液晶パネル世界首位の韓国サムスン電子は16日、中国・蘇州(江蘇省)に「第7.5世代」と呼ぶガラス基板を使うパネル工場を新設すると発表した。総投資額は2兆6000億ウォン(約2000億円)。同2位の韓国LGディスプレーも8月、広州(広東省)での先端パネル工場建設を表明済み。薄型テレビ市場が急拡大している中国で、韓国勢が先行して基幹部品の現地生産に乗り出す構図が鮮明になってきた。

 サムスンにとって韓国外で初の液晶テレビ用パネル工場となる。中韓両国政府の許可を得た上で量産開始は2011年ごろになる見通し。総投資額の約35%をサムスン、残りを合弁相手が負担するとしており、今後テレビメーカーなどと合弁設立交渉に入るもよう。7.5世代を選んだのは中国で引き合いが増している30型以上のテレビ用パネルを切り出しやすいためという。品質管理や部材調達のしやすさにも配慮したとみられる。