ご縁のきっかけは、

私が持っている商標登録でした。

ある日突然、

ある経営者からメールが来たのです。

「尾庭さんの商標登録を

侵害していることに気づきました。

本当に申し訳ありません。

どうさせていただいたらいいでしょうか。」と。

数日お時間をいただき考えましたが、

ハラハラしながら

返事を待っておられるだろうし、

そもそも、

同じネーミングを思いつくということは、

ビジョンが似ているということ。

叶えたい未来が実現するのなら嬉しい。

正直に「侵害してしまっている」と

連絡をくださった

その文面やふるまいから、

きっととても誠実な方に違いないとも

思ったのです。

私にはできない形で明確にそのビジョンを

実現しておられる方だったので、

「ご自由にお使いください」とお返事しました。

それがきっかけで、その後も、

色々と話を聞かせてくださったり、

社員の方々に会わせてくださったり、

大事な学びの場にお連れくださったり、

私のレベルでは

到底お目にかかれないような方々と

引き合わせてくださったりしています。

本当の意味で

「社員を大切にし、個人と組織が共に成長する」

会社づくりをされていて、

健康経営やウェルビーイング経営という概念の

もっともっと先を歩んでおられるように思います。

今回も、

澱みなく繰り出される言葉を

お聞きしていると、

どこかに置き忘れそうになっている感覚を

思い出させてもらったような気がしました。

そしてとてもワクワクしました。

自己開示も半端なく、

そこには一貫性があり、

人の心に触れる語り方ができる方だなと、

今回も感服。

「神戸に行くのですが」という、

急なお声掛けだったのですが、

ちょっと調整すれば

時間を空けられる状況でした。

でも今回の来神の目的は、

知らない人はいない

超有名経営者の側近として、

永年勤めてこられた方と、

その会社の研修をどう進めるか、

という打ち合わせ・顔合わせの席だということで、

場違いな気もして遠慮したほうがいいのかと

少しだけ迷いました。が、

なかなかまとまった時間がとりにくい中で、

ぴったり打ち合わせの16時から

お目にかかることができる日時だということは、

そして、

そもそもお声掛けいただいたということは、

お目にかかるチャンスなのだと判断し、

ご一緒させていただきました。

社長と社員の方々の

等身大の話に混ぜていただき、

この先、研修をされる方の

立ち居振る舞いからも

大いに学ばせていただき、

美味しいお酒とお料理も加わり、

あっというまに7時間!?

あらゆることに目配り、気配りをされ、

常に先を見てご自身が誰よりも努力され、

1つ1つ丁寧に有言実行しておられる

その謙虚な姿勢に、私はいつも感動します。

この社長のもとでなら、

喜んで頑張れる社員の方々の気持ちも、

よくわかります。

私は今、少しペースを落として

活動させてもらっていますが、

大いに刺激になる時間でした。

私も貢献したい。

もっと学べばいいのか。

何かを身につけるべきなのか。

もっと思慮深くあればいいのか。

どうしたらお役に立つことができるのだろう。

思案中。