ある方のお墓参りに、

千葉まで行って来ました。

その方は、

ある講座の受講生でいらっしゃって、

講師と受講生という関係で

ご縁を頂いたのですが、

講座終了後数ヶ月後に、

ご病気がわかったと連絡をいただき、

痛みや不安に1人で立ち向かうのはとてもつらくて、

できればWBDC(ウェルビーイングダイアローグカード)で、

一緒に対話する機会がほしいという

希望をいただきました。

そこで急遽一緒に企画を考えて、昨年末に

WBDC(ウェルビーイングダイアローグカード)マラソン

という企画を立ち上げました。

参加者でFBグループをつくって、

52個ある質問を、52日かけて、

FB上で毎日1問ずつ、答えあう企画。

その彼女が、

今年の春に亡くなったと

息子さんから連絡をいただきました。

ぜひ一度会いたいと言ってくださっていたのに、

会いに行けないままで。

何度も東京までは行っていたのに。

昨日、千葉で息子さんに会って、

たくさんお話を伺いました。

お墓にも連れて行ってもらいました。

時折訪ねていたというパン屋さんも。

ここに彼女がいたらどれだけ賑やかだろうか。

きっとこんなことを言ってるよね。

きっとこんな顔するよね。

ありありと想像しながら、

息子さんとおしゃべりしました。

息子さんに、WBDCの52個の問いと、

お母様のこたえをまとめて、

お渡ししました。

問いに対する彼女の1つ1つの答えに、

時々ぐっと涙があふれそうになりながら、

苦手な編集作業は、

色々な方の手を借りてまとめたものです。

これらの問いは、

人生をどう生きるかを

問いかける問いでもありますが、

しっかりと生きていた

その足跡を遺す問いでもあるということを

深く深く感じました。

その答えの中に

何度も感謝の言葉とともに登場していた”温熱”。

息子さんがされている温熱療法のことで、

毎日のように施術されていたそうです。

 

私もしていただいたのですが、

彼女は毎日、

この手をあててもらっていたんだな。

そう思うと、

同じ感覚を味合わせてもらえていることが

とても不思議でもあり、ありがたくもあり。

会ったこともない方のお墓参り。

初めての経験ですが、

彼女からいただいた励ましや、

生きること、そのものへの姿勢、

そして大事な息子さんとの時間をいただいて、

あらためて、出会えてよかったと心から。

お仏壇の前には、

私も書籍も置いてくださっていて、

少しでもそばにいれたのかなと、

なんだかぐっときました。

 

ご冥福を心からお祈りします。

そして心優しい息子さんの健康と幸せを、

神戸の母として、これから見守れたらいいな、

と思いました。勝手に😊

 

ありがとうございます。

常に彼女が言っていた言葉。

こちらこそ、ありがとうございます。

全文、由樹さんの許可をいただいたので

投稿します。

三井温熱療法院きそら(千葉県旭市)

https://www.instagram.com/yuki.2174