衝撃だった。
大学生時代、
家庭教師をさせてもらっていたお宅。
ご縁はずっと続いていたんだけれど、
お目にかかりにいったのは
なんと15年ぶりとか。
「わぁ、ごぶさたしてます〜〜」と
半分涙目で再会を喜ぶ私に、
「多田ちゃんはよくうちで寝てたよなー」って。
そういって目を細めてはる。
何をおっしゃっているんだろう。
それ、私じゃない、と思ったけれど、
どうやら、
大学の授業と授業の間の空き時間に、
お邪魔しては、昼寝していたらしい。
衝撃すぎる。
まったく記憶がない^0^;
お昼寝させてもらって、
ケーキ出してもらって、
晩御飯までご馳走になって、
たいがい家まで送っていただいてた。
そして家庭教師のお月謝をいただいていた。
大文字にいくまえに、
浴衣を着付けてもらったこともあるし、
一緒に作らせてもらった
松ぼっくりのリースはいまでもうちにあるし、
BBQにも連れて行ってもらったし、
どれだけお世話になってたんだろう。
いろいろなことが蘇ってきた。
そんなお宅のお父さんお母さんは、
もぉ多田ちゃん相変わらずやなって、
目を細めて笑ってくれて、
今回もいっぱい色々な気持ちをいただいた。
当時中学生だった彼女が、
夕方にやってきた。
えーーーーっ大人になってる
と謎の盛り上がり。
ケラケラ笑い倒して記念撮影。
大人になってるだけじゃなくて、
中学生だったのに、ローガンになってる><
驚きを通り越して、感無量。
お味噌をつくっている間にも、
若いママたちが次々にやってくる。
わらび餅をもってきて、
一緒にお茶を飲んで帰った方。
お米ありがとーって、
借りていたらしいお米を返しに上がってきた方。
ベランダ越しに味噌の試食をした方。
常に玄関は開放しているらしい。
若い世代のママたちが、
入れ替わり立ち替わり入ってきては、
なんだかんだと喋って帰っていく。
あったかい関係が、そこには溢れてた。
変わってない。
与えているようで、与えられていて、
与えられているようで、与えていて、
豊かさの循環がはっきりとそこにあって、
なんだかとっても安心した。
こういう場所が今でもあるんだなーって。
お2人は豊かな人の輪の中にいるなーって。
帰りには、晩御飯にって、
春巻きの皮と具や、春雨サラダや、
紅茶や大好きなきなこまでくれて、
実家に帰ったみたいだった。
30年以上経ったけど、
ずっと前から大事なものは
すぐ近くににあったんだと、
じんわりした帰り道でした。
久しぶりに繋がったご縁。
なんとありがたいこと。
これを機に、頻繁に会いにいきたいです
#10,000人味噌作りプロジェクト