延岡学園、ベスト4! | 河野しゅんじのブログ

延岡学園、ベスト4!

延岡学園が延長にもつれ込む大熱戦を制し、夏の甲子園ベスト4進出を決めました。
心からうれしい!と、絶叫したい気分です。本県勢のベスト4は、昭和40年の高鍋高校以来、
48年ぶりとのこと。関係の皆様に、心からお喜びを申し上げます。おめでとうございます!

がっぷり四つに組んだ、しびれるようなシーソーゲーム。それまでの準々決勝3試合が、全て1点差の
逆転勝利。この試合も簡単にはいかないだろうとは覚悟していましたが、想定を遥かに超え、
流れがめまぐるしく交互に傾き、息詰まるような素晴らしいゲームとなりました。

実は、最後の最後までTVやラジオで観戦していたものの、7時からの用務のため、11回ウラの
1アウト1塁というところで離脱。どうなることかとやきもきしていたら、ワンセグで放送を確認した方が、
<あれ、延岡学園の校歌が流れてますよ。>とコメント。思わず、同席していた皆さんとバンザイ!
最後はどのようなゲーム展開だったのかはともかく、歓喜の祝杯!となりました。

ただ、相手のエラーで決勝点が入ったらしいという情報が入り、FBやツイッターで、手放しで喜びの
投稿をするわけにもいきません。帰宅後、ダイジェストでその場面を確認し、どちらかというと
喜びよりも、胸塞がる思いがしました。こんなに素晴らしい熱戦が、こういう形で終わるとは。。。
勝負の神様も厳しいものです。心揺さぶるような素晴らしい試合を展開し、野球の醍醐味を
堪能させてもらった
富山第一の全ての選手、関係者に、心から敬意の拍手を贈ります。

私は、9回表の<幻のダブルプレー>で、過度に一喜一憂してしまい、その後の2者連続三振
では、もう涙腺が緩んで仕方がありませんでした。よくぞ耐えた。よくぞ球場全体を味方につけて、
はつらつプレーを見せてくれた。選手をはじめ関係者の御尽力に、深く感謝申し上げます。

以下は、今日のお昼休み、試合を前に、全ての県職員あてに一斉送信したメールからの抜粋。

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今日の準々決勝は、第4試合で富山第一との対戦。かなりのレベルの好投手を擁し、好機となると
たたみかける攻撃に迫力があります。しかも富山県勢40年ぶりのベスト8と、勢いに乗った相手。
(ちなみに、ともに置県130年という記念の年を迎えた県同士の対戦ということになります。)
油断は禁物。挑戦者の姿勢を忘れず、持てる力を存分に発揮し、ベスト4を決めて欲しいところ。

思い切りひいき目に見ているもので、今回の大会、鵬翔高校が優勝した高校サッカー選手権大会と
同じ<臭い>がしてきました。前評判の高い強豪校が相次いで敗退。大本命不在の混沌と
した空気が漂いつつあります。一昨日の4試合など、私は全て予想を外しました。そして、組合せの妙。
野球にPK勝ちはありませんが、連戦の疲れやトリッキーな要素(昨日の試合でも、内野のイレギュラー
バウンドや審判のジャッジなど、確かにツキがありました。)も多々ある競技。あの佐賀北と広陵の
決勝戦を思い出したりしています。ポジティブ・シンキングも大事な要素。

いずれにせよ、ここからはギリギリの戦いとなります。どれだけ耐えて、自分たちの野球を貫き、
チャンスをつかむことができるか。ワクワクしながら、延学ナインの活躍に期待したいと思います。

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ベスト4に残ったチームは、以下のとおり。
◯花巻東 (岩手県勢最高タイのベスト4)
◯日大山形(山形県勢初のベスト4)
◯前橋育英(春夏初出場でベスト4)
◯延岡学園(宮崎県勢最高タイのベスト4)

この大会が始まる前、このようなベスト4を予想した方が、どれだけいらっしゃるでしょうか。
優勝旗が白河の関を越えたことがない中で(北海道を除く)、東北勢が2チームも残っています。
まさに大本命不在の大混戦。もちろん、それぞれに、よく鍛えられた
好チーム。
準決勝が楽しみです。

延岡学園としては、ここまで来たからには、何としても、てっぺんを取って欲しい本県悲願の
真紅の大優勝旗を宮崎に持ち帰って欲しい
、そう強く願っています。

思い切り前向きに、ポジティブ・シンキングでいきましょう。
昨年10月、口蹄疫で多大なダメージを受けた中、5年に1度の全国和牛能力共進会で、
宮崎牛が2大会連続の日本一となりました。
    ↓
昨年12月、延岡学園男子バスケットボール部が、ウィンターカップで2連覇を達成、
日本一となりました。
    ↓
今年1月、鵬翔高校サッカー部が、6試合中4試合をPK勝ちし、本県勢として初めて、
高校サッカーで日本一となりました。
    ↓
(8月、延岡学園野球部が悲願の甲子園優勝を果たし、初の高校野球日本一となりました。)


このように、宮崎には良い風が吹いています。この()が取れるよう、県民を挙げて応援したいと
思います。私も、
ぜひ甲子園で応援したいところ。ただ、準決勝の日も決勝の日も、すでに
ギュッと詰まった過密スケジュールとなっている上に、お客様や外部との関係で、調整が極めて
困難な公務
が含まれています。どうしたものか。。。。うれしい悩みを抱えています。