うつ病になると、意欲が低下し「何もしたくない」という気持ちが出てきます。
意欲の低下は、うつ病の症状の中でも回復に時間のかかるものです。
そのため長い間「何もしたくなくて辛い」ということが起こりえます。
患者様の中には、早く回復したいと思い、無理に様々な物事に取り組もうとされる方がいます。
しかし、これは回復するためのエネルギーを奪ってしまうので好ましいことではありません。
意欲がない時は、散々にゴロゴロと過ごすようにしてください。
うつ病の治療は、充電の切れた携帯を充電するようなものです。
充電中に使ってしまってはいつまでたっても充電できません。
時間はかかりますが、ちゃんと治る病気なので安心してゴロゴロしてください。
江南こころのクリニック ものぐさ院長