公務員と失業保険の関係
よく相談時に聞かれることが多いことの一つを今日は書いてみようと思います。
このよく聞かれることとは、
「公務員を退職したら失業保険をもらってしばらく次どうするかを考えようと思います」
というものです。
失業保険とはよく知られているとおり、雇用保険に加入している被保険者が、自己都合や解雇など理由によりけりですが職を失い、新しい職を円滑に探し再就職するまでの間を支援するために支給されるものですね。
退職事由や勤続時の給与など様々なな条件でもらえる金額や期間に差がでる制度で、民間企業で働いてる人にとってはかなりメジャーな制度の一つです。
ただ、このメジャーな失業保険の制度、大変残念ながら公務員は退職してももらうことができません。
なぜなら単純な話で、一般の公務員の大多数は雇用保険に加入していないからです。
※ここでは期間限定の仕事やアルバイトなど除きます。正規公務員に限ったお話です。
そのため公務員を辞めた元公務員は、1円たりとも失業保険をもらえることはできず、公務員を退職してしまうともう定期的収入は基本的になくなってしまいます。
さあこれは大変ですよ!!
民間企業で働いている人のように、
失業保険もらいながら次の仕事をぼちぼち探そうか、いやそれともしばらくのんびりするか、旅行にいくか。それとも資格勉強でもするかな。
というような発想をすることはできません。
失業保険は本来はしっかり次の職を探してる人が支給対象なのですが、まあ私が見てる限りみなさんそんなに本気では仕事を探してはいない人は多いですよね(笑)
私も退職の際は、退職月のお給料を最後に収入が一切なくなってしまいました。
毎月17日(大阪市役所は毎月17日)に必ず入っていた定期収入が、退職月の翌月からバタンとなくなるのですから、あの時は分かっていながらもやっぱり悲しい気持ちになりましたね。
そして次にくる気持ちは「このままで果たして大丈夫なのか」という焦りでした。。。
一方、公務員の場合は、公務員を辞めてしまうと失業保険もないから路頭に迷え、ということになるのでしょうか。
いえ、公務員には失業保険がない代わりに失業保険の代用ともいうべき退職金(退職手当)があり、公務員の退職金=失業保険の代わり という扱いになっています。
しかもこの退職金を民間一般での失業保険と比べ、失業保険の予定総額より低い場合には差額が補填されるという制度まできっちりあります。
ほんとよくできていますね。
実際にこの差額をもらったという人の話は聞いたことがないので(もらった方はぜひお話をきかせてください!!)、一般的には「退職金は失業保険の代わり」という考えでOKだと思います。
さて、失業保険代わりの退職金ですが、勤務年数が短い場合は期待できる金額ではありません。
定年退職時の退職金の金額は、それこそ勤続年数が長いため2000万円とか3000万円とかかなりの金額が支給されます。
もう定年前のおっちゃん達は何に使うかもうウハウハですね。
私も定年退職された上司から何回か豪勢な食事をご馳走になったりしました。
一方、途中退職の場合、特に勤務年数が浅い場合はまあ泣けなし程度の金額にしかなりません。。。
私の場合は、勤続6年計算で確か60万円くらいでした。
いま思えば、月給が当時20数万円だったので、民間企業換算したら失業保険より退職金のほうが確かに多いことは多いですね。
まあ民間企業では退職金制度のある企業も少なくないので、そうなると退職金のほうが下回りますが。
参考)失業保険の計算方法
とりあえず今日は、公務員は雇用保険に加入していないので失業保険は基本的にない。しかしその代わりに退職金が支払われるというお話でした。
退職月の翌月、もしくは翌々月から定期収入がなくなるのは、思っているよりけっこうな恐怖なものですよ。
あの恐怖はもう一度は味わいたくはないですね。
このよく聞かれることとは、
「公務員を退職したら失業保険をもらってしばらく次どうするかを考えようと思います」
というものです。
失業保険とはよく知られているとおり、雇用保険に加入している被保険者が、自己都合や解雇など理由によりけりですが職を失い、新しい職を円滑に探し再就職するまでの間を支援するために支給されるものですね。
退職事由や勤続時の給与など様々なな条件でもらえる金額や期間に差がでる制度で、民間企業で働いてる人にとってはかなりメジャーな制度の一つです。
ただ、このメジャーな失業保険の制度、大変残念ながら公務員は退職してももらうことができません。
なぜなら単純な話で、一般の公務員の大多数は雇用保険に加入していないからです。
※ここでは期間限定の仕事やアルバイトなど除きます。正規公務員に限ったお話です。
そのため公務員を辞めた元公務員は、1円たりとも失業保険をもらえることはできず、公務員を退職してしまうともう定期的収入は基本的になくなってしまいます。
さあこれは大変ですよ!!
民間企業で働いている人のように、
失業保険もらいながら次の仕事をぼちぼち探そうか、いやそれともしばらくのんびりするか、旅行にいくか。それとも資格勉強でもするかな。
というような発想をすることはできません。
失業保険は本来はしっかり次の職を探してる人が支給対象なのですが、まあ私が見てる限りみなさんそんなに本気では仕事を探してはいない人は多いですよね(笑)
私も退職の際は、退職月のお給料を最後に収入が一切なくなってしまいました。
毎月17日(大阪市役所は毎月17日)に必ず入っていた定期収入が、退職月の翌月からバタンとなくなるのですから、あの時は分かっていながらもやっぱり悲しい気持ちになりましたね。
そして次にくる気持ちは「このままで果たして大丈夫なのか」という焦りでした。。。
一方、公務員の場合は、公務員を辞めてしまうと失業保険もないから路頭に迷え、ということになるのでしょうか。
いえ、公務員には失業保険がない代わりに失業保険の代用ともいうべき退職金(退職手当)があり、公務員の退職金=失業保険の代わり という扱いになっています。
しかもこの退職金を民間一般での失業保険と比べ、失業保険の予定総額より低い場合には差額が補填されるという制度まできっちりあります。
ほんとよくできていますね。
実際にこの差額をもらったという人の話は聞いたことがないので(もらった方はぜひお話をきかせてください!!)、一般的には「退職金は失業保険の代わり」という考えでOKだと思います。
さて、失業保険代わりの退職金ですが、勤務年数が短い場合は期待できる金額ではありません。
定年退職時の退職金の金額は、それこそ勤続年数が長いため2000万円とか3000万円とかかなりの金額が支給されます。
もう定年前のおっちゃん達は何に使うかもうウハウハですね。
私も定年退職された上司から何回か豪勢な食事をご馳走になったりしました。
一方、途中退職の場合、特に勤務年数が浅い場合はまあ泣けなし程度の金額にしかなりません。。。
私の場合は、勤続6年計算で確か60万円くらいでした。
いま思えば、月給が当時20数万円だったので、民間企業換算したら失業保険より退職金のほうが確かに多いことは多いですね。
まあ民間企業では退職金制度のある企業も少なくないので、そうなると退職金のほうが下回りますが。
参考)失業保険の計算方法
とりあえず今日は、公務員は雇用保険に加入していないので失業保険は基本的にない。しかしその代わりに退職金が支払われるというお話でした。
退職月の翌月、もしくは翌々月から定期収入がなくなるのは、思っているよりけっこうな恐怖なものですよ。
あの恐怖はもう一度は味わいたくはないですね。