一年くらい前からセローのアイドリング回転数が
暖機後に上がってしまうという現象が出てました。
アイドリングが上がってしまうと言っても
回転数が1.5倍程度(タコメーターを付けてないのであくまでもイメージ)になるだけですし、
基本的にアイドリングストップなのであまり気にせずに乗ってました。
回転数が上がってしまう原因は色々あるようですが、うちのセローは吸気系の問題。
エアインテークのジョイント(シリンダとキャブレターを繋ぐ部品)のゴムにヒビが入っており、
エンジンを暖機してからそこへパーツクリーナーを吹くと一瞬回転数が下がりますから、
ここから余分な空気を吸ってるようです。
いずれ交換することになるだろうと思って部品は今年の春に取り寄せておいたのですが、
最近更に回転数が上昇するようになり、
とうとう二倍以上(しつこいようですがイメージです)になってしまったので、
さすがにヤバイと思って修理することにしました。
まずこのジョイントを外すだけで一苦労しました。
片方のボルトは難なく外せたものの、
もう片方はラスペネを使っても全く緩む気配がありません。
ラスペネよりも強力という触れ込みの
WUERTH(ウルト・・・「U」はウムラウト付きですが、表示出来ないので「UE」と表記)の
「ロストオフアイス」という浸透潤滑剤もあるようですが、
今から取り寄せるのは面倒です。
仕方がないので無理やり緩めると・・・案の定、六角穴をなめてしまいました。
あちゃぁ~~やっちゃいましたね。
こうなってしまうとバイク屋にお願いするかリコイルを買ってくるしかありません。
しばらく呆然と立ちつくしてしまいました。
でもよく考えると片方は外れてますから
ジョイントが動けば何とかなるかもしれませんね。
駄目元を覚悟の上、ハンマーでジョイントを叩いてみました。
一回目はびくともしなかったのですが、
三回目にようやく、なめたボルトを支点に少し動きました。
こうなったら占めたものです。
何度か叩いて45°くらい回転させ、
更に逆から叩いて反対に回転させ、という作業を繰り返してジョイントを簡単に回る状態にし、
ようやくなめてしまったボルトを緩めることが出来ました。
ここはエンジンの熱による影響を受けますからどうしても固くなってしまうんでしょうね。
新しいジョイントを取り付ける時はボルトを新品に交換し、
更にネジ山にはWAKO'Sのスレッドコンパウンドを塗っておきました。
ジョイント交換のついでにキャブレターも少しメンテナンスしておきます。
キャブレターの中は意外と汚れてません。
劣化すると割れてしまいやすいと評判のダイヤフラムカバーと
そこに使われているOリングを交換します。
止めていたネジをホームセンターで買ったネジに交換したんでこれだけ浮いてますね(^_^;
ダイヤフラム横のOリング(写真ダイヤフラムの右上)も潰れてしまってますのでこれも交換です。
フロート室のシールも交換しようと思って用意してたのですが、
フロート室を固定しているネジが固着してしまっていて外れません。
さすがにここのネジ山をなめてしまうと大変なので、
今日のところは見逃してやることにしました。
いずれはキャブレターを分解して整備しなければなりませんから、
このシールはその時に交換するつもりです。
キャブレター付近は作業スペースが狭いので
取り付けに苦労すると整備書に書いてあったのですが、
狭いってもんじゃありません。
キャブレターとエアクリーナーケースとの間を繋ぐホースを
どうしても取り付けることが出来ず、
結局エアクリーナーケース自体を車体から外す羽目になりました。
せっかくエアクリーナーケースを外したんですから、
そのついでに溜まったオイルを掃除しようとしてケースを開けたらそこのシールもボロボロ。
よく溜まったオイルが漏れなかったものです。
更にエアフィルタもスポンジが千切れかけています。
これは早急に交換しなければなりませんね。
オイル漏れの修理と合わせて、年内にはやっつけてしまうつもりです。
この通り不具合だらけのセロー(4JG1)ですが、
キャブを組み付けて始動してみたところ、
暖機後回転数が二倍以上に上昇するという現象は起こらなくなりました。
取り敢えず一件落着ですかね。
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暖機後に上がってしまうという現象が出てました。
アイドリングが上がってしまうと言っても
回転数が1.5倍程度(タコメーターを付けてないのであくまでもイメージ)になるだけですし、
基本的にアイドリングストップなのであまり気にせずに乗ってました。
回転数が上がってしまう原因は色々あるようですが、うちのセローは吸気系の問題。
エアインテークのジョイント(シリンダとキャブレターを繋ぐ部品)のゴムにヒビが入っており、
エンジンを暖機してからそこへパーツクリーナーを吹くと一瞬回転数が下がりますから、
ここから余分な空気を吸ってるようです。
いずれ交換することになるだろうと思って部品は今年の春に取り寄せておいたのですが、
最近更に回転数が上昇するようになり、
とうとう二倍以上(しつこいようですがイメージです)になってしまったので、
さすがにヤバイと思って修理することにしました。
まずこのジョイントを外すだけで一苦労しました。
片方のボルトは難なく外せたものの、
もう片方はラスペネを使っても全く緩む気配がありません。
ラスペネよりも強力という触れ込みの
WUERTH(ウルト・・・「U」はウムラウト付きですが、表示出来ないので「UE」と表記)の
「ロストオフアイス」という浸透潤滑剤もあるようですが、
今から取り寄せるのは面倒です。
仕方がないので無理やり緩めると・・・案の定、六角穴をなめてしまいました。
あちゃぁ~~やっちゃいましたね。
こうなってしまうとバイク屋にお願いするかリコイルを買ってくるしかありません。
しばらく呆然と立ちつくしてしまいました。
でもよく考えると片方は外れてますから
ジョイントが動けば何とかなるかもしれませんね。
駄目元を覚悟の上、ハンマーでジョイントを叩いてみました。
一回目はびくともしなかったのですが、
三回目にようやく、なめたボルトを支点に少し動きました。
こうなったら占めたものです。
何度か叩いて45°くらい回転させ、
更に逆から叩いて反対に回転させ、という作業を繰り返してジョイントを簡単に回る状態にし、
ようやくなめてしまったボルトを緩めることが出来ました。
ここはエンジンの熱による影響を受けますからどうしても固くなってしまうんでしょうね。
新しいジョイントを取り付ける時はボルトを新品に交換し、
更にネジ山にはWAKO'Sのスレッドコンパウンドを塗っておきました。
ジョイント交換のついでにキャブレターも少しメンテナンスしておきます。
キャブレターの中は意外と汚れてません。
劣化すると割れてしまいやすいと評判のダイヤフラムカバーと
そこに使われているOリングを交換します。
止めていたネジをホームセンターで買ったネジに交換したんでこれだけ浮いてますね(^_^;
ダイヤフラム横のOリング(写真ダイヤフラムの右上)も潰れてしまってますのでこれも交換です。
フロート室のシールも交換しようと思って用意してたのですが、
フロート室を固定しているネジが固着してしまっていて外れません。
さすがにここのネジ山をなめてしまうと大変なので、
今日のところは見逃してやることにしました。
いずれはキャブレターを分解して整備しなければなりませんから、
このシールはその時に交換するつもりです。
キャブレター付近は作業スペースが狭いので
取り付けに苦労すると整備書に書いてあったのですが、
狭いってもんじゃありません。
キャブレターとエアクリーナーケースとの間を繋ぐホースを
どうしても取り付けることが出来ず、
結局エアクリーナーケース自体を車体から外す羽目になりました。
せっかくエアクリーナーケースを外したんですから、
そのついでに溜まったオイルを掃除しようとしてケースを開けたらそこのシールもボロボロ。
よく溜まったオイルが漏れなかったものです。
更にエアフィルタもスポンジが千切れかけています。
これは早急に交換しなければなりませんね。
オイル漏れの修理と合わせて、年内にはやっつけてしまうつもりです。
この通り不具合だらけのセロー(4JG1)ですが、
キャブを組み付けて始動してみたところ、
暖機後回転数が二倍以上に上昇するという現象は起こらなくなりました。
取り敢えず一件落着ですかね。
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