まずはそれから。
「リーダーの同質化戦略」
例はたくさんあるのですが、
いわゆる市場No.1のリーダー企業が、NO.2以下の企業の新しい戦略と同じ戦略を優れた技術力で模倣し、圧倒的な販売網を駆使して、先行商品の個性を埋没させてしまう戦略です。
大塚製薬の「ポカリスエット」に対抗し、コカ・コーラが「アクエリアス」に仕掛けた同質化がものすごく印象的です。（ガキの頃からアクエリアスは胡散臭いって思ってましたが。。）でも時間が立てば、どっちがオリジナルかもよくわかりません。若い人はもっとわからんでしょう。アクエリアスが本田選手で、ポカリがビートたけしって、その時点でオリジナルを上回っている気もします。
基本はネタ元を明かすようにしますが、ちょっと何でみたか思いだせないのですが、政治の世界でも同じ構図があるようです。これちょっと、ものすごく腑に落ちました。与党が野党に同質化して、野党の存在価値を消した例です。
簡単に絵にしてみました。このように日常の生活の中に気づかないうちに張り巡らされたマーケティングというのは非常に面白く思ったわけです。
