昨日、記事にした通り、今日は大瀬崎灯台で思った自分の小説の価値観について書かせてもらいます。
今まで新人賞を送った文庫の方で、発行される評価シートを見ながら、毎回学ばせてもらっているのですが、そのうちの一つに自分が気をつけて書いている事があります。
それは、物語に強引さを入れない事です。
やはり構想の段階で、こういったシーンを入れようとか、これを書きたい、というのは誰にでもあると思います。
それを書くにあたって、どれだけ自然に持って行けるかが、作品のリアリティを生むのだと自分は思っています。
昨日、海を見ていて、ふと思ったのが、やはり作者視点で書くのは間違っているのではないか? と言う点が頭によぎりました。
何と言うべきでしょうか。書く行為は自分でやりますよね? つまり物語の構成、キャラクターの仕草、特徴、すべてが自分自身で作っていく物です。
そこからキャラクターを動かして、物語が始まるのですが、やはり作者の都合でキャラクターを動かしてしまうと、私感という物が必ず出てしまうと思ってます。
それは自分の作品なので良いとは思うのですが、その世界での主人公は自分で作ったキャラクターです。
なので、何と言うのか……作者視点で動かすのではなく、そのキャラの行動理由や、気持ちを理解したうえで書くのが一番良いのでは? と昨日ふと思いました。
その登場人物の視点で……というべきでしょうか。
もちろん自分が入れたいシーンは絶対書きたいですが、登場人物にも自由を与えるというか、選択させてあげる状況を作った方が、その世界でのキャラクターに深みが出るのではないか? と思います。
うーん。表現が難しいですね(笑)。
まあこういった物語構成は一人一人考え方が違うと思います。だからこそ、様々な色の作品があり、その世界でしか描けない話と言う物があるのだと思います。
なので、自分の考えが合ってるとか、間違っているというのは一切ないと思いますので、上で述べた事は自分の考えですので、あまり気にしないでください。
まあそう言ったら、何で記事にした? と言われるかも知れませんが、書くことに悩んでいる人がおりましたら、参考になればいいかな? と思って書きました。
自分もいつも悩み、不安を抱え書いておりますので、いっちょ前な事は言えませんが、いつか読み返す自分に、そしてこの記事を読んでくれた人の何か+に繋がればいいな、と思います。
真面目な話で、文章だけですいません。