検査準備ミス | 末期がんの先

末期がんの先

妻の闘病記です
2013年8月貧血の精密検査の結果大腸がんに侵されていることが発覚。
手術で大腸ガンは切除したが、腹膜播種が判明、末期がんの宣告を受ける。
生き残るため悪戦苦闘する闘病記です。

腫瘍内科診察


主治医はまず。

まず妻の状態を詳しく聞き。

お腹の傷が、治ったようなので、アバスチンの再開を決めた。

肝臓の状態は先週と同じで、回復していない。


PET-CTの検査結果。

まず、原発がんのあった部分の、播種もどきであるが。

播種とは断定されなれなかった。

検査薬FDGの集積が、播種とは疑うべきほどではなかった。


大腸に多数のガンと疑うべき反応がみつかった。

画像的には、赤く光り輝いていたが。

ほとんどが、腸管にそって光っていた。

所見では生理的集積と思われるが、播種の可能性を否定出来ない。

これ以上の診断は出来ずに。

大腸内視鏡検査と、CT検査を追加することになった。


ものすごくグレーな結果を聞かされ。

落ち込んでしまった。


抗癌剤を減らすことを、お願いすることも、出来なかった。


これからどうする。





診察から数時間たった。



「生理的集積」の言葉が引っかかっていて。

スマホで調べたら、PET-CTを受ける時の注意として。

「便秘症の人は検査薬FDGが腸管に生理的な集積をしますので、検査前日に下剤の服用をお願いいたします。」

こんなこと、初めて知ったが。

この注意は、PET-CT検査を行う病院には必ずある。

ただ、検査を受けたK医療センターのホームページにはこの注意書きが無かった。


妻はこんな検査準備の指示を受けていない。

重度の便秘のまま、PET-CTを受けた。



この注意書の意味することは、今回の検査では、正確な診断は出来ない。

無意味。不安を煽るだけ。



再検査がお願いしたらと、妻に聞いたが。

PET-CTは、受けたくないそうなので。(これ以上被曝したら、たまらん)

大腸内視鏡検査を、素直に受けるそうである。

最近、また血便が出るそうなので、丁度よかったと言っている。


K医療センターは、PET-CTの稼働が2013年3月と新しく、慣れてないと思われる。

高価で、かつ、大量被曝をする検査で、こんなミスされたら、たまらない。