「切磋琢磨」 | 書道教室 墨屋好文堂

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切磋琢磨とは、もともと材料を加工する作業の事を表す表現であったが、転じて様々な努力を通して、互いに高めあうことを表す四字熟語となった。

 

  • 「切」・・・骨を加工する時の作業。
  • 「磋」・・・象牙を加工する時の作業。
  • 「琢」・・・玉(ぎょく)を加工する時の作業。
  • 「磨」・・・石を加工する時の作業。

これらは手間と緻密さが要求される作業とされる。

このことから、勉強したり道徳に励んで人間を成長させることや、競い合い励まし合って互いをみがく様を「切磋琢磨」という様になった。

                                               

                                         ウィキペディアより

 

 

「切磋琢磨」は、実は論語の言葉であります。

 

これは、孔子の弟子の一人が

 

「貧しくてもへつらわず、金持ちでもおごり高ぶらない人物はどうですか?」

 

と孔子に質問したところ

 

「貧しくても学問の道を楽しみ、金持ちであってもお金のことは忘れて礼儀礼節を好んで行うもには及ばない。」

 

と答え、それに対して弟子が

 

「詩経にある、切るが如く、磋すが如く、琢するが如く、磨するが如く、ということですね」

 

と発言したといわれています。