GoogleリーダーとiPhoneを活用して情報強者になる! | MY LIFE

GoogleリーダーとiPhoneを活用して情報強者になる!

 皆さんGoogleリーダー使ってますか?Googleの俗にいうRSSリーダーのサービスだが、これが無料で使えて超便利。iPhoneと組み合わせて使えば更にその威力を発揮する。
 私がGoogleリーダーを使い始めたきっかけは、もともと昨年にiPhoneを購入してから、効率よく情報収集したいなーと思い模索してる中で知り、使い始めたのだが、今ではネット上で収集した情報は全てこのGoogleリーダーに集約している。
 新聞もとっていないし、テレビも殆ど見ない、ネットで十分、こういう人も多いのではないか。私もその一人である。インターネットが普及した現在、ネット上では有益な情報がたくさん溢れている。
 ただ、その膨大な情報の中から必要な情報を効率よく収集できる者だけがこれからの情報化社会を勝ち残れる…とまでいうと大げさかもしれないが、情報を持っていれば、持っていない人よりも確実に損をする事は避けらるのだ。
 機会損失しない為にも、効率の良い情報収集スキルを身につけ情報強者になろう。今日は、自分流のGoogleリーダーとiPhoneを使った情報収集術を紹介する。まだ使った事がない人は参考にしてもらえれば、と思う。



1.アカウントの取得
 まずは、Googleのアカウントを取得しないと何も始まらない。リーダー以外にも便利な機能がたくさんある。まだ持っていない人は今すぐ登録しよう。
 まず、Googleのアカウントの取り方については…ググレカス!甘えるな!



2.フィードの登録
 アカウントを取得したら早速開いてみよう。Googleのホーム画面左上のWeb、画像、動画と並んだメニューの中に『もっと見る』という項目がある。これをクリックするとプルダウンメニューが開くのでその中に『リーダー』というのがあるのでこれだ。
 まずは、Googleリーダーにフィードを登録する。フィードと言うのはつまりサイトだ。自分が毎日、もしくはたまに見ているサイト、それからブックマークしているお気に入りのサイトを登録しよう。
登録フィードを追加というボタンをクリックすると検索窓が表示される。そこへ、登録したいサイトのキーワードを入力して検索するか、登録したいサイトから直接RSS用のURLをコピー&ペーストすればOKだ。これで、登録したサイトが更新された場合、サイトのタイトルが太字になり()で囲まれた中の数字が未読数として表示される。
 また、ナビゲーションパネルの『コンテンツ』にある『アイテムを参照』をクリックすると、フィードパッケージというのが出てくる。各ジャンルごとに用意されているので、興味があるパッケージがあれば登録をクリックするとフォルダにまとめられて登録される。登録してみて、その中から必要なフィードだけを残したりするといいだろう。
 フォルダの作成方法は、フィードを選択した状態で、『フィードの設定…』をクリックすると、プルダウンメニューの一番下に『新しいフォルダ…』というのがある。これで新しいフォルダが作成できるので「ブログ」や「趣味」といったフィードのジャンルごとや、閲覧優先度ごと等で使いやすいように整理していくといいだろう。

 これは私の所感だが、新聞社サイト等のストレートニュースはRSSにいれない方がよさそうだ。理由は、まず更新数が多すぎる。多いサイトでは一日で、軽く1000を超えるものもある。それを全部見ようなんて到底無理だし、全部必要とは限らない。
 また、更新順に流れてくるだけなのでニュースの重要度やジャンルも一目ではわかりにくい。iPhoneのSafariで開いても、最適化されたニュースサイトや専用アプリもあるのでそれで足りるだろう。



3.インプット
 さて、これでGoogleリーダーという一つの画面上で効率よく各サイトの更新がまとめて確認できるようになった。私は、出先でiPhoneで閲覧している場合、後でじっくり読みたい記事にはスターを付ける。後でPCで見返し、気に入ればそのままスターは残しておく。必要なければスターを外し、既読にする、という方法をとっている。また、PCで見ている場合でも気に入った記事にはスターを付けて保管しておくのだ。ちょっとした空き時間や移動時間を利用し、ひたすらインプットしていく。

 ちなみにiPhoneでは、Reederというアプリを使っている。他の全てのリーダーアプリを試した訳ではないが、Reederは読み込みが早いのでストレスもなく、操作性も良くとても使いやすいのでリーダーアプリの中では一番気に入っている。アプリをインストールして、最初にGoogleのアカウントを設定すれば後はそれで同期される。



4.Webクリッピングとして活用する
 Googleリーダーは情報集約のツールとして非常に優れている。
時にはネットブラウジングをしていて面白いサイトを見つける事もあるだろう。今後もそのサイトを見るのであればフィードを登録すればいいのだが、そのページだけが気に入った場合GoogleリーダーをWebクリッパーとして使い保管しておく事が出来るのだ。
 まず、設定→リーダー設定→追加機能を選択する。その中の『Googleリーダーでコメント』というのがあるのだが、これはWeb上で見つけたページをGoogleリーダー上で他の人と共有する目的の機能なのだ。これをウェブクリップとして活用する。
 『Googleリーダーでコメント』をブックマークバーにドラッグで追加し、気に入ったページで『Googleリーダーでコメント』をクリック。すると、ポップアップウィンドウが現れるので、『共有アイテムに追加』と書かれたチェックボックスのチェックを外して『アイテムを投稿』をクリックすると、Googleリーダーのコンテンツ内の『メモ』にそのページが追加されるのだ。ウェブブラウジングをしていて後でじっくり読み返したい時や、気になったページはどんどんクリップしよう。更にメモから気に入った記事はスターをつけて管理することができる。

 ちなみに、iPhoneにもこのGoogleリーダーでコメント機能をブックマークに追加することで、Safari閲覧中に同じ使い方をする事ができる。iPhoneでSafariを開き、どこのページでもいいので、適当にブックマークを追加し、一旦登録した後で編集する。そこでアドレスに下記をコピー&ペーストする。


javascript:var%20b=document.body;var%20GR________bookmarklet_domain='http://www.google.co.jp';if(b&&!document.xmlVersion){void(z=document.createElement('script'));void(z.src='http://www.google.co.jp/reader/ui/link-bookmarklet.js');void(b.appendChild(z));}else{}


 タイトルは、「Googleリーダーでコメント」でもなんでも任意で。これでiPhoneでSafari閲覧中に保管したいページで、ブックマークからこれを選べばよい。PCと同じようにポップアップウィンドウが開くのだが、一つ注意が必要。スマートフォンに最適化されていないページでは右上に小さく表示されるので、ピンチアウトすれば良い。
 だが、最適化されたページではこのポップアップウィンドウが画面いっぱいに表示されてしまうので、この場合は、画面を横にして回転させる事で、ギリギリ共有アイテムに追加するかどうかのチェックボックスと『アイテムを投稿』ボタンが表示される。私は、不本意に回転するのが嫌なので、基本的に画面の回転をロックしているので、iPhoneではあまり使わないのだが、参考までに。
 代替え機能としてInstapaperというサービスを使っているので後で紹介する。



5.Googleアラートをフィードで管理する
 登録しているフィード以外にもインターネット上にはたくさんのサイトがあり、情報がある。世の中はものすごく速いスピードで動いている。同じキーワードで検索したとしても、今日と明日、一年後では全く違った結果が表示されるだろう。Googleにはリーダー以外にも様々な無料で便利なサービスがたくさんある。その中の一つにGoogleアラートというのがある。
 これは、キーワードを登録しておくと、ウェブ上から該当するページを通知してくれるというもの。例えば、自分の仕事で携わっている業界に関するキーワード等を登録しておくと、何か動きがあった場合そのニュース以外に、それに対する有識者の意見がブログでアップされるかもしれないし、新しいフィードを見つけるきっかけになるかもしれない。アラートを活用する事により、更に幅広くカバーする事が出来るのだ。この機能は、メールによって受け取る事が出来るので、これもGmailでiPhoneと同期出来る。
 しかし、複数のアラートを登録していると一日に何通もメールが届き、ひとつづつ開いて見ないといけない。しかも、気に入った記事があれば、『Googleリーダーでコメント』を押して共有するか、メールにスターをつけてGmailの中で保管する事になり不便である。
 そこでこのアラートを、最初からGoogleリーダーのフィードとして追加するのだ。方法は、Googleのメニューからもっと見る→さらにもっと→検索サービスの『アラート』。検索キーワードを登録し、タイプ、頻度、検索結果のボリュームを任意で選択し、最後の配信先でフィードを選択する。これによりGoogleリーダーで一括して他のフィードと同じように閲覧する事が出来る。


Instapaperは、これも無料で使えるWebクリップサービスなのだが、何かとiPhoneのアプリと連携しているので重宝している。
 例えば、Twitter for iPhoneでタイムラインを見ていて、紹介されているリンクを後でゆっくり見たい場合に簡単に保存できる。設定から連携サービスの”後で読む”サービスで自分のアカウントを設定しておけば、リンクを開いた画面で右下のボタンから”後で読む”サービスを押すだけで保存される。これらは、Instapaperのサイトからでも、iPhoneアプリ(有料版と無料版あり)から閲覧する事ができる。
 そして、Unread、starred、archiveや任意で作成した各フォルダごとにRSSフィードのURLが振り当てられているので、これをGoogleリーダーに登録して見る事が出来る。後で読むサービスに特化させGoogleリーダーに集約する。さらに、これもiPhoneのブックマークレットに登録する事が出来るので、Safariでもクリップが可能だ。Instapaperのアプリ(無料でも可)のsettingsからinstall"Read Later" in Safariから登録方法が順番に表示されるので従っていけば登録できる。



最後に
 以上が私の活用しているGoogleリーダーとiPhoneを組み合わせた情報収集術である。あくまで方法の一つなので、いろいろ試して自分に合った使い方をすれば良い。
次なる課題は、Googleリーダーでスター記事の整理・管理である。スターを付けた記事が、検索できるといってもかなり溜まっている。スター付きの記事には、フィードのフォルダ名とは別の名前のタグを付け管理しているのだが、いかんせんひとつづつ入力しないといけないので面倒くさいのと、iPhoneのReederからは見れなかったりする。整理方法が確立できればまた紹介しよう。