成長できるとき | 本好き精神科医の死生学日記 ~ 言葉の力と生きる意味

本好き精神科医の死生学日記 ~ 言葉の力と生きる意味

「こんな苦しみに耐え、なぜ生きるのか…」必死で生きる人の悲しい眼と向き合うためには、何をどう学べばいいんだろう。言葉にできない悩みに寄りそうためにも、哲学、文学、死生学、仏教、心理学などを学び、自分自身の死生観を育んでいきます。

 

奇妙な矛盾は、

自分をありのままに受け入れたときに、

成長できるということだ。

(カール・ロジャース)

 

“The curious paradox is that when I accept myself just as I am, then I can change.”
― Carl R. Rogers, 

 

 

自己肯定感の本質を一言で言いあらわす、とても好きな言葉です。

 

変わりたいけど、変われないとき。

頑張っているのに、なかなか結果が出ないとき、

そんな時に、思い出したい言葉。

 

他人の目を気にしすぎていないか、

本当に自分がやりたいこと、今必要なことは何か、

疲れているのに、疲れを無視して頑張り続けようとしていないか、

強がって、見て見ぬふりをしている自分はいないか。

 

立ち止まることで、進むということがあります。

 

急がば回れ。

 

一歩一歩、着実に生きたいと思います。