「エリザベート-愛と死の輪舞-」に行って来ました。

花組公演時(2002年)に初めて「エリザベート」の世界観に触れましたが、

二度目の鑑賞となる今回の方がトートの存在を理解し、

ストーリーの深部まで理解できました。
最後まで集中力が途切れることなく、しっかり堪能。

霧矢大夢が演じていたルキーニは良い役ですね。
単なるストーリーテラーではなく、人の悪しき心がよく表されていてた。
この役の担う部分は大きいと思った。

主役トート役の彩輝直、エリザベート役の瀬奈じゅん。
正直、はまり役とは言えないですね。
花組の二人(春野寿美礼・大鳥れい)の方がシックリきた。
今回のトートはカッコイイが、陰の部分が見えてこない。
瀬奈じゅんは男役のエリザベート。

ポスターを見たときからの印象を脱ぐ去ることが出来なかった。
ほとんどの台詞を歌で表現するのに、

何人か聞き取りにくかった。(エリザベートも所々)
これは非常に残念。

いろいろ問題はあるが、公演中にもう一度観てみたい作品です。
その際には、マイナーチェンジされていることを期待します。