子供はすぐに目がさめる | 詩と思索と笑いの日々

子供はすぐに目がさめる

 子供は、すぐに目がさめる。
 子犬は、すぐに走り出す。
 つかれた大人は、すぐ思う。「まだ寝ていたい」「ああ、くたびれた」
 朝霧を煮釜につめて飛び起きろ(笑)。


(注)中原中也詩集より
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  I
風が立ち、浪が騒ぎ、
  無限の前に腕を振る。
その間(かん)、小さな紅(くれなゐ)の花が見えはするが、
  それもやがては潰れてしまふ。

――中略――

平気で、陽気で、藁束(わらたば)のやうにしむみりと、
朝霧を煮釜に填(つ)めて、跳起きられればよい!
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 中原昼夜刺繍より(という変換になった)
「中原さん、一日中刺繍をしていたんですか」
「うん、ボクってそんなに有名じゃないから」
「石川啄木さんは、一発で正しく変換されたのにね」
「でも、石川ブタキって読む人もいるから」(いるかい)
「やきもちですね」(笑)

 ちなみに、島崎藤村、森鴎外、夏目漱石、勝海舟、福沢諭吉、中根勝昭(やはり(笑))、森川林(おお!)