健康保険の兼ね合いで、本日より近所の病院→隣の市のクリニックで
ハイパーサーミア2クール目を開始
まずは診察。
私より、少し年上と思われる女医さん。
「えっ?まおさん?まおさんがハイパーサーミア?若いのに・・・」と
2度3度カルテと私を見比べる。(いちお、この病気の類では若い方だよね)
一通りの問診が終わる頃、おもむろに紙の端キレを出す女医さん。
そこに、セレコックス、ガスロンN、タガメットと書きながら、
「この薬、知ってる?」と笑顔を向けられた。
「知ってます。本来とは違う目的で使う・・・ということでしょうか?」
これらの薬は抗腫瘍薬としての効果が議論されている薬。
使ってみたかったけど、効果のほども分からず、主治医は
「現時点でTS-1以外することない」と頑なだし・・・と諦めていた薬。
「すごく勉強されている患者さんがいて、その方から注文されて出し始めたの」
その患者さんは、この薬に限らず、ありとあらゆる治療を
健康保険の適応・適応外に関わらず、積極的に治療を受け、
ついに腫瘍自体を消し去り、今もお元気なんだとか。
またある人は、この薬と温熱療法だけで、リンパ転移が大きくも小さくもならず
7年過ぎて、元気そのものだそう。
「やれることは、何でもやって。手助けできることがあるなら、協力するから。」
なんてありがたいお言葉優しい笑顔
医師からも可能性のある治療法を提案してもらえたらなぁって、
甘えた考えかもしれないけど、ずっとそう考えていた。
“思い続けると、実現に向かって物事が動いていく”
そんなことをサイモントン療法で学んだ。
この病院を選んだのは、自分自身。
ハイパーサーミア2件目は、候補があと2ヶ所あった。
ご縁というものが、あったのだと思う。
心強い味方ができたような気がして、本当にありがたいです。