近年、建設現場ではつまずきや、転倒による災害が多い。
http://ameblo.jp/kotobuki5430511/entry-12176759386.html
重機との接触だとか、高所から転落などは具体的に対策がしやすいが、ちょっとした段差でのつまずきを防ぐのは注意力など人間の判断に頼ることが多いので難しい。
今月は全現場を回って作業に従事しているすべての方にお話しをさせていただいているが、この話を特に力説している。
そして毎日の作業する箇所で「つまずく」可能性のある箇所を確認して、可能なら「見える化」「高視認化」してほしいとお願いしている。
早速実践した報告があった。
トンネルのコンクリート打設のセントル(移動式型枠)
http://ameblo.jp/kotobuki5430511/entry-11319616556.html
の上部の足場はひな壇状になっていて段差だらけ。
その端部に色を塗って「見える化」したのである。
これだけで作業する人の目にはつきやすくなって、つまずきなどのリスクは何倍も減るはずである。
安全管理とはこうした小さな取り組みの積み上げである。
別の現場では歩行者が通行する高速道路のボックスカルバートの突起物を「見える化」して接触防止の対策をしていた。
ちょっとした配慮がやはり一般通行者への危険を軽減する。